その時、ふと閃いた!
このアイディアは、○○との
トレーニングに活かせるかもしれない!○○の成長につながった!
その時、ふと閃いた!このアイディアは、○○とのトレーニングに活かせるかもしれない!とは、Cygamesより展開されているゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する一文である。
概要
育成モードにおいて、担当ウマ娘の育成中に他のウマ娘とトレーナー(プレイヤー)、あるいはウマ娘同士のイベントが発生することがある。(基本的には育成開始時に選択したサポートカードに紐付けられたイベントが発生するが、低確率で未選択のサポートカードに関するイベントも発生する)
トレーナーはウマ娘との交流を通じて、自分の担当ウマ娘の育成の参考となるアイディアを閃き、その後担当ウマ娘のステータスが変化する……という流れとなる。
この一文はそのイベントの最後に定型文的に組み込まれる文章だが、イベントの内容がどのような結末でも「その時、ふと閃いた!(略」で締めくくるため、内容によっては目の前のウマ娘がどんな目に遭っていても、なんらかの役に立つとは到底思えない内容からでも担当ウマ娘の成長に強引に繋げるトレーナーというシュールな結末になってしまう。
強引に締めくくる文章繋がりか、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の(よし、楽しく話せたな)との共通項を感じるトレーナー兼プロデューサーも少なくない。サイゲが関わってるのは違うアイマスだけど。
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https://twitter.com/maru27163218/status/1368833493325639683
歴史的経緯
ウマ娘のゲームシステムの源流と言える『実況パワフルプロ野球(アプリ)』においては、イベキャラ(=サポートカード。特定のキャラ1人)によって発生するイベントは原則的に「育成対象(パワプロ君)とそのキャラのイベント」であるため、イベントが起こると育成対象が成長することには因果関係がある。
パワプロサクセスにおいては育成対象は常にパワプロ君という特定個人なので、特に面倒なことはない。
一方、ウマ娘と同じパワプロフォロワーの先輩である『シャニマス』は、サポートアイドル(表題となるアイドルの他にもアイドルが描かれている)によって発生するイベントは「そのイラストに登場しているキャラたち」のイベントであり、アイドルに代わるプレイヤーの分身(※便宜上の表現)であるプロデューサーすら登場しないので、多くの場合は育成対象の与り知らぬところで何かをして終わるだけであり、イベントが起こると育成対象が成長することに因果関係を与えることは放棄されている。
シャニマスにおける育成対象は複数のキャラから1人を選ぶものであり、キャラはサポートアイドルと共通である(同キャラは入れられないが、イベントには育成対象のキャラが出てくる可能性もある)ので、育成対象をイベントに絡める差分なんていちいち作ってられないし、いちいちプロデューサーを絡めるようにするのも作劇上の制約が生じるためそうしないのも当然であろう。
ウマ娘のこのあたりの境遇はシャニマスと概ね同じである。しかしウマ娘はイベント→成長に(たとえ無理矢理でも)因果関係を持たせることを選び、その結果誕生したのが「その時、ふと閃いた!」であると言える。
関連項目
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