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オラオラジオ

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オラオラジオ!とは、2014年 7月から2015年 12月まで配信されていた『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』のWEBラジオである。

パーソナリティは空条承太郎役の小野大輔。「JOJOraDIO」の血統を受け継ぐ、ジョジョラジオ第二期。
2014年 7月4日より音泉およびHiBiKi Radio Stationにて配信。隔週金曜日 17:00に更新。

2016年、アニメ第4部開始とともに「杜王町RADIO 4 GREAT」へ、その意思を継承した。

ジョジョビギナーの方にもわかりやすい形で
作品の世界観や魅力を優しく全力で伝えるこのラジオは、
まだジョジョの事をあまり知らない方でも楽しむことができるッ！
_{（公式サイトの番組紹介より引用。）}

番組内容

パーソナリティの小野大輔が一人で、あるいはゲストを迎えてアニメ収録の裏話や各エピソードを振り返って語る……のだが、小野大輔が10年来のジョジョ好きであるため暴走気味。声優として収録現場の様子を伝える一方、一度スイッチが入ると声優からジョジョファンに一転、自身のジョジョに対するアツい思いをマイクにぶつけ始める。そして止まらない。更に構成作家兼ディレクターの長田宏も「問題ない行け」とばかりに面白がって止めない。当然ながら長田宏も古くからのジョジョファンである。

3部だろうが何部だろうがお構いなしに語り始めるので、たまにアニメのネタバレを踏んでしまい『オラァッ！』とスタープラチナから規制を受けることも。途中からはもはや4～8部ネタは垂れ流し状態で、原作未読アニメ派の視聴者は置いてけぼりだったり。^{_{ビギナー向けのはずだったのに小野さんぜんぜんチャウよ。}}

招待されるゲストもジョジョ愛を拗らせている人ばかり。ゲスト回はコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実にトークが盛り上がり、目安30分の番組が50分超まで拡大してしまうほど。たとえば幼少からのジョジョファンである三宅健太（モハメド・アヴドゥル役）が登場した第2回は、のちに本人らが「すごかった」「ごめんなさいね」と称するほどの伝説級のアツさで52分を駆け抜けた。
配信時間の最長記録は59分59秒。もちろん上限ギリギリである。

ラジオの雰囲気は、まるで居酒屋の一席でジョジョについて語っている人の会話をとなりで聴いているようなライトなもの。ジョジョファンなら「そうッ！そうなんだよッ！」と叫ばずにはいられないコアなトークが魅力的である。

15年2月27日配信の第18回にて、オラオラジオ専用テーマソング『ゴォ！ウエストォォォッ！(GO WEST)』が発表され、以降の回で使用されるとのこと。小野大輔が作中の名言にちなんで生み出した「俺たちが裁く」というフレーズが組み込まれたアツい曲。

作詞：くまのきよみ、作曲:澤口和彦、編曲：鈴木daichi秀行
_{ペットショップボーイズのGO WESTとは関係ない。たぶん。}

←こちらに収録されている。

コーナー

寄せられたメールが紹介されるが、ラジオネームは『スタンド名』として紹介される。お便りメールは文末に『ッ！』をつけるのがリスナーの嗜み（？）になるほどジョジョ一色であった。
なお、番組内容の項で説明したとおり、本番組はラジオの形をした何かなので、お便りが読まれる機会は非常に稀。

・ご意見・ご感想
アニメ、ラジオの感想コーナー。ふつおた。

・スタンドッ！こう使う！
アニメで登場した「スタンド」の日常での使用法を考えるコーナー。リスナーから寄せられた使用法の紹介の他、ゲストもやけに所帯じみた素敵な使用法を提案する。
例）『マジシャンズレッド』でチャーハンを炒める、『シルバーチャリオッツ』で鯛のウロコを取るなど。

・あなたの奇妙な冒険
リスナーが体験した奇妙なエピソードを紹介するコーナー。

・ナレーションッ！こう言う！
視聴者のアニメ一押しシーンに、大川さんにナレーションを入れてもらうコーナー。

・新春双六企画！EXP EDIT ION TO EGYPT
スペシャルイベントで発売されたパンフレットの双六を小野と福圓で遊ぶコーナー。第14回放送のみの特別篇。

・ジョジョを知ったキッカケ！意外！それは…ッ！
番組に寄せられたお便りのうち、ジョジョを知ったキッカケについて特集するコーナー。第15回放送からレギュラーコーナー化。

配信履歴&ゲスト

ＣＤ版：2014年 9月24日発売／平川大輔（花京院典明役）「夜寝る前に布団に入って『ふぃー…レロレロレロレロ』って」
^{（ラジオCD Vol.0に収録された録りおろし版。コミックマーケット86で先行販売された。）}
第1回：2014年 7月4日配信　／「あー緊張する！うあー、なんかき……ごめんなさいホント……ウワーッ！！」
第2回：2014年 7月18日配信／三宅健太（モハメド・アヴドゥル役）「アヴドゥルいるよっ♥ いるよっ♥」
第3回：2014年 8月1日配信　／「運昇さんがジョセフに見えてしょうがなくってね」
第4回：2014年 8月15日配信／小松史法（ジャン＝ピエール・ポルナレフ役） 「原作だとタマキンって言ってないんですけど、僕タマキンって言っちゃったんですよ、でもその前でタマキン（ｒｙ」
第5回：2014年 8月29日配信／「音泉のスタッフさんがカレー食べてたので『おっ！デス・サーティーン戦ですね！』って言っちゃったんですよね」
第6回：2014年 9月12日配信／石塚運昇（ジョセフ・ジョースター役） 「『ハーミットパープル』っていう****いそうだよね、紫色の茨のついてる…『ﾊｧﾐｯﾄｫ！（裏声）』とかって」
第7回：2014年 9月26日配信／小野大輔（空条承太郎役） 平川大輔「…だめ？♥」
第8回：2014年 10月10日配信／岩浪美和（音響監督）「もう（ヴ男と呼ぶのは）やめようと思う。今度からアヴさまにします」
ＣＤ版：2014年 11月26日発売／上田燿司（スピードワゴン役）「鈴木れい子さん、すさまじかったね！だって、…ッ…ねるねる…ﾌｯﾌｯﾌｗｗｗ…ナントカですけどｗｗｗ」
^{（ラジオCD Vol.1に収録された録りおろし版。スペシャルイベントの物販で先行販売された。）}
第9回：2014年 10月24日配信／「流れるプールでｵﾆｲﾁｬﾝ（船長）シリーズ」
第10回：2014年 11月7日配信／「アヴドゥルの髪型を再現するには頭にコルクつけないとダメだ」
第11回：2014年 11月21日配信／大川透（ナレーション） 「この『じじい』を機に！承太郎がおじいちゃんと言うことは二度とないのであるッ！」
第12回：2014年 12月5日配信／木内秀信（ホル・ホース役） 「仙台で花京院っていう交差点を見つけて『カキョオオオイイイイイインッ！』って」
第13回：2014年 12月19日配信／岸尾だいすけ（鋼入りのダン役） 「オレはよォ～～言ったよなァ～～小野さんよォ～～～～ッ　ラジオには呼ぶんじゃねえって言ったよなァ～～ッ　こんなところで目立っちまったらよォ～～　４部や５部に出られなくなっちまうからラジオには呼ぶなって言ったよなァ～～オレはよォ～～～～ッ　でもよ　来ちまったもんはしょーがねーからよオー　ここでジョジョ愛を爆発させて『あっあいつほんとジョジョ好きなんだな、じゃあ４部や５部に出してやるよ』っていうふうになるように方向転換だよォ～　すいませんちょっと取り乱しました。ぼくの名前はエンポリオ！」
第14回：2015年 1月9日配信／福圓美里（イギー役） 「小野さんにクソ犬と言われると昂ぶる物があります」
第15回：2015年 1月16日配信／津田尚克（ディレクター） 「ジョジョも純文学みたいなもんですよ」
第16回：2015年 1月30日配信／「『ご使用方法 ④スタープラチナになりきりましょう』…おかしな行程が入ってるんですけど…④のくだり書かなくてもいいんじゃないかな !?」
ＣＤ版：2015年 5月27日発売／川澄綾子（総監督様 エリナ・ジョースター役）「小野くんはさぞかしオラオラ言う時この世の幸せを噛み締めてるんだろうなって想像しますよ」
^{（ラジオCD Vol.2に収録された録りおろし版。音泉通販で先行販売された。）}
第17回：2015年 2月13日配信／三宅健太「アヴドゥルは女性がちょっと苦手…ちょっと…サクランボさんかもしれな……」
第18回：2015年 2月27日配信／「『GO WEST』ラジオ専用オープニングテーマ！歌詞のほう見てみたいんですけど…『ゴゴゴゴ、ゴゴゴゴ、ゴゴゴゴ、ゴゴゴゴ、ゴゴゴゴ、ゴゴゴゴ、ジョオージョー、ゴゴゴゴ…(笑)』ですよ(笑)」
第19回：2015年 3月13日配信／小野坂昌也（アレッシー役）「オイラの名前はアレッシィ～♪ よわいも～のがだいすきさア～♪ 「お前の身体も小さくしてやろーカァー↑」 ﾍｯﾍｯﾍｯﾍｗｗ」
第20回：2015年 3月27日配信／菅野祐悟（劇伴担当）、大森啓幸（ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ）「ぼくも舞台上でピアノ弾かないでピョンピョン飛び跳ねてました…テンション上がっちゃって(笑) 」
第21回：2015年 4月10日配信／「ジョジョは好きっていう情熱が深ければ深いほど、燃え上がれば燃え上がるほど、作品は良くなっていくんだっていうのを肌で感じられた現場だった」
第22回：2015年 4月24日配信／JO☆STARS（富永 TOMMY弘明、Coda、橋本仁）「キミはキミのジョジョを歌えばいいんだよ（エコー）」「いえい！」「またエエ声で言うたで…」
第23回：2015年 5月8日配信／福圓美里「（ポルナレフの顔のところで屁をしている時のあの声はどんな意味なの？）…やるぞッ！出すぜッ！みたいなｗｗ」
特別版：2015年 5月11日発売／小野大輔（空条承太郎役）三宅健太 「アヴドゥルの出番が終わっちゃって、それでシュンとしてた中でこのFire of Soulを聴いてぼくは号泣しそうになりました！」
^{（ラジオCD Vol.2を音泉通販で購入すると付属したキャンペーン特典。録りおろし版。）}
第24回：2015年 5月22日配信／田中公平（田中公平役 主題歌作曲）「こういうの(ｱﾆﾒ主題歌)ってね、一番いいのは初見のときにＮＧが6割、最高!!って奴が4割。この配分がピッタシですね」
ＣＤ版：2015年 6月24日発売／佐藤拓也（シーザー・ツェペリ役）「声に出して呼びたいシーザー（笑）」
^{（ラジオCD Vol.3に収録された録りおろし版。）}
第25回：2015年 6月4日、11日配信／平川大輔「46話のAロール収録頂きましたーって言われた瞬間に、肩からなんかがスーッと抜けていった、めちゃめちゃ軽くなるの…びっくりした！」
第26回：2015年 6月18日配信／小松史法「イギーのことをバカ犬クソ犬って言うけども、随所に好きなんだなっていうのが出てたじゃん。『今わかった』って言ってるけどさ、いまじゃないんだよ……その前からね……」
第27回：2015年 7月3日配信／石塚運昇「この48話おそらくパーフェクトに見た。これは未だかつて無い自分の中で」
第28回：2015年 7月17日配信／「オラオラジオ、うっかり二年目に突入しております！いやあ…えっと…『ありがとう』…それしか言葉が見つからない…」
第29回：2015年 7月31日配信／神風動画（水崎、吉邉）「３部ＯＰ担当チームはジョジョが好きです、1部2部ＯＰ見ました！って入社してきたチームだったりするんですよ。その"好きすぎる問題"は…作る上で…こう…ｗ」「色々と弊害がｗｗ」
第30回：2015年 8月14日配信／「大学生の時期のぼくにとって一番かっこいい男は、ジャッキーチェンかブチャラティだったんすよ」
第31回：2015年 8月28日配信／三宅健太「荒木先生を目の前にして『マジシャンズ・レッド』ッ！って言ってみたんだけど…出なかった…」
ＣＤ版：2015年 11月25日発売／大川透「アトゥム神の第一球ッ！大きく振りかぶって…投げたッ！投手が投げるより早くバットを振った！ストラァーイクッ！」
^{（ラジオCD Vol.4に収録された録りおろし版。）}
第32回：2015年 9月11日配信／ソエジマヤスフミ（美術･ｺﾝﾃ･演出）「(3部前期ＥＤは)キャラクターにキャットダンスを踊らせて、砂漠でジョジョポーズを繋いでいって踊るっていうやつをやらせたかった」
第33回：2015年 10月2日配信／大森啓幸（ｼﾞｮｼﾞｮ好きおじさん）「やってみて駄目だったら失敗はしょうがないけど、失敗しても前のめりに倒れましょう」
第34回：2015年 10月9日配信／白川大樹（ｷｬｽﾃｨﾝｸﾞﾏﾈｰｼﾞｬｰ）「3部声優で一番に決定したのはエンヤ婆です」
第35回：2015年 10月16日配信／鈴木れい子（エンヤ婆役）「（子安武人と）どっかであった時はね、な～んかハグしちゃうのよね」
第36回：2015年 11月6日配信／長田宏（ラジオ構成）「次の部に出てきたＪＯＪＯをちょっとナメてしまう傾向が…」
第37回：2015年 11月27日配信／子安武人（ＤＩＯ役）「ぼくをDIO役に選んでくれたスタッフさんに恥じないお芝居をしたいなって。ここだけは恥をかかせるわけにはいかない」
最終回：2015年 12月11、18日配信／ジョースターエジプトツアー御一行様
ＣＤ版：2016年 1月27日発売／興津和幸（ジョナサン・ジョースター役）「（子安さんに）第3部頑張ってくださいねってメール送ったら、『オレのJOJOはお前だけだよ♥』って返ってきたｗｗｗ」
^{（ラジオCD Vol.5に収録された録りおろし版。）}
継承：2016年 4月1日配信／小野友樹（東方仗助役）「てめーおれの手の甲の毛がどーしたとコラ！」

最終回について

オラオラジオ！の最終ラウンドとなった第38回には、承太郎の仲間の声優ら全員……つまり小野大輔に加え、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法、福圓美里の6名が顔を揃えた。しかもスタジオ収録ではなく、異例の居酒屋収録である。酒盛りをしながらのトークなので最早ラジオの体裁は保っておらず、（失礼な言い方で申し訳ないが）酔っ払った大人たちがゲラゲラ笑いながらジョジョ話で盛り上がっている、といった感じで、ただの宴会。聴いているだけで口角が上がること間違いなしの楽しい内容となっている。_{^{第2回配信の「お酒を飲みながら喋っているかのような…」という言葉が伏線だったのだろうか。}}
楽しい雰囲気に笑いつつも、しんみりと旅を振り返る石塚さんや、ありがとうの途中で声が詰まってしまう小野さんなど、彼らがこぼす切ないコメントは涙無しに聴けない。

「ゲーム(ASB)の時は、まだ承太郎を自分の中に降ろせてなかったと思うんだけど、アニメやって、この人たちと一緒に声を出して、スタッフさんたちから貰って、で、やっと、できたと思う、自分が承太郎として立てたと思う。それは……それは一人じゃ絶対できなかった」

本当に長いラジオだった。本当に、本当に、なんて長い配信期間………
ありがとう、オラオラジオ。それしかいう言葉が見つからない………

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