『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』とは、1994年3月に公開された『ドラゴンボール』の劇場版アニメ第13作である。
概要
原作・アニメ本編がブウ編に突入した事もあってか、主題歌が『WE GOTTA POWER』となったほか、今作から登場キャラがブウ編基準となり、青年悟飯・ビーデル・悟天・現代トランクス・髪の生えたクリリンが映画初登場となった。
その代わり、他のレギュラーキャラクターはほとんどが登場せず、悟空とピッコロは幻での登場となった。
ちなみにキャラ設定と時系列は本編の第25回天下一武道会に向けての修行期間とされている。
映画版のクリリンのお約束だった「何で俺だけ」が登場しているのは2018年現在この映画が最後。
前々作『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』に登場したブロリーが再登場し、ブロリー三部作の第二部となる。
映画オリジナルキャラの続投はクウラ以来となる。
なお、ブロリー本人との決着は今回で着くものの、次回作『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』でブロリーは思わぬ形で復活することとなる。
『ドラゴンボールZ 神と神』公開を記念して、2013年3月15日より公式配信中。
あらすじ
『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で新惑星ベジータが崩壊した瞬間、一つの宇宙ポッドが惑星から脱出していた。
そこに乗っていたのは伝説の超サイヤ人ブロリー。
惑星崩壊の直前まで対決し、自らを打ち破った孫悟空を追い、地球に漂着したブロリーであったが、悟空から受けたダメージは想像以上に大きく、そのまま氷の下に閉じ込められてしまう。7年後、孫悟天とトランクス、そしてミスター・サタンの娘で孫悟飯のクラスメイトであるビーデルはドラゴンボール探しをしていた。
それぞれ子供ながらのかわいらしい願い事や単に神龍を見たいというだけといういたって遊び心にあふれた冒険であったが、その途中、謎の異常気象と、巨大な恐竜に苦しむナタデ村に辿り着き、その解決策として生け贄問題に悩む人々と出会う。
村の問題は簡単に解決したものの、その時の悟天の泣き声に感応し、氷壁の中に眠っていたブロリーが覚醒してしまう。
見どころ
今回ブロリーはほとんど「カカロット」とだけしか喋らず、台詞らしい台詞も「無駄なことを・・・今楽にしてやる!」ぐらいとなっている。
また、ニコニコ動画のブロリー関連動画の素材に本作が選ばれる事も稀な傾向にある。
映画のクライマックスは悟空の幻が現れ悟空・悟飯・悟天の3人でかめはめ波を繰り出す「家族かめはめ波」が見られるなど、セル編クライマックスのセルフオマージュともとれるシーンとなっている。
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関連項目
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ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 | ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ |
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