ヨーク(アズールレーン)単語

アズレンノヨーク

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「この私を見つけ出すとは…あなたも力<†フォース†>の持ち主ですね？ヨーク級魔導重巡洋砲艦ヨークです。これも運命です。共に戦いましょう」

ヨーク(アズールレーン)とは、STG アプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第2次世界大戦時のイギリス海軍所属の重巡洋艦ヨーク級1番艦「ヨーク」（HMS York）をモチーフにしたキャラクター、KAN-SENである。イラスト：MKiii iii、CV：山根希美

私の概要〈†サマリー†〉を感じなさい、たとえ氷山の一角でもね

ロイヤル（現実で言うイギリス）所属のヨーク級重巡洋艦姉妹の姉の方。レアリティはSR。

色々と濃ゆいキャラ付けが特徴のヨーク級だが、この姉は強烈な「中二病」。性能的には火力型かつ魚雷型の重巡洋艦である。

ドロップするのは通常海域では6章以降とかなり進んでからであり、大型艦建造、または特型建造でも出現する可能性がある。

力〈†フォース†〉で私達が惹かれあっていると感じました。新しいドリンクを試してみてくれますか？

妹のエクセターも王家の栄光王家の栄光と連呼して大概だが、そんなエクセターから「またわけのわからんことを」と言われるほどの娘。

上記の邂逅セリフでわかるように、いちいち名詞を〈†○○○†〉と山カッコと†（十字マーク）を付けて御大層な英語などの言い回しに置き換えて会話したがる。特に力〈†フォース†〉と呼ばれるものへのこだわりが強く、指揮官にもその力〈†フォース†〉を感じると言ってくる。ちなみに、あの超有名スペースオペラ映画とは関係ない…多分。

これでも妹の言を信じるなら王家の血を引くやんごとなき娘さんなのだが…。まあ、他のセリフからも分かる通り情熱的な一面があり、その現れと思えば納得できなくもない。なお、自家特製のドリンクを作ってはやたらと勧めてくる。ヨークと言えば、日本には乳製品ドリンクメーカーの日清ヨークが存在するが、関係があるかどうかは不明。

外見は、ツーサイドアップに纏めた茶髪にグリーンの瞳。半袖でアンシンメトリーな貴族調の服装にミニスカートの出で立ちである。ニーソックスを履いており、絶対領域が眩しく見えるが、内股気味のポージングもあってか足はあまり長く見えず、小柄でちんまいイメージに感じられる。

胸部装甲はそこそこの膨らみを見せている。その部分にタッチすると「崇高な魂にとっては、体の接触などなんの意味もありません」と強がるが「…キャッ！」と悲鳴を漏らしてしまう。おぼこである。

親密度が上がれば、持ち前の情熱を次第に指揮官への思いとして発露していく。「愛」に達すれば、その情熱を抑えきれずに持て余す彼女が見られる。ただ、言われるとおりに指揮官が抱きしめてあげると「…ひゃうっ！」とやはり悲鳴を漏らしてしまうヨークだったりする。おぼこである。

2019年 10月8日にアップデートで、制服着せ替え「真理を求めし者」が実装された。

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へそ出しセーラー服姿に左目には眼帯をつけ、相変わらず奇妙な言い回し全開で艤装を「召喚」している。以前ならすごい能力バトル感があったが、アニメが放映された現在では「こんなことだってアリ」な雰囲気になってしまってはいる。

いずれにせよ、こんなヨークの姿に魅入られる力〈†フォース†〉の持ち主はショップで購入〈†パーチェイス†〉あるのみであるにゃ。期間限定なので、買い逃したなら次の機会〈†オポチュニティ†〉を待つことにゃ。

2020年 8月20日のアップデートで、水着着せかえ「碧波を召喚せしもの」が実装された。

襟付きのビキニ水着であるが、そのデザインが絶妙にエロくて多くの指揮官がメロメロにされていそうである。彼女の言う通り、仲間〈†コンパニオン†〉だと思うなら、指揮官はすぐにショップに走ることにゃ。

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2021年 9月30日にアップデートで、ケッコン着せ替え「ピュア・オース」が実装された。

純白のケッコン衣装である。彼女の言う通り、これも新たな試練〈†オーダー†〉なのかもしれない。そう思った指揮官は指輪を持ってチャペルに行くにゃ。指輪が足りないなら、お店はいつでも大歓迎ですにゃ。

〈†魔砲・アルマゲドン†〉！

能力面は、レアリティR艦であるカウンティ級を上回り、装甲が「中装甲」であるため、安定性は遥かにいい。

「魔砲・アルマゲドン！」攻撃する時20%で発動。8秒間自身の火力値が20%(MAX40%)アップ

このスキルは、他の巡洋艦でも多く見られる「火力全開」のバリエーションと言える。だが、ミソなのは発動トリガーが「攻撃」であること。実は、魚雷型巡洋艦はデフォルト装備として、駆逐艦砲相当の副砲を持っており、2秒に1回ほどの装填で敵に発射している。この副砲も「攻撃」に含まれるため、主砲も含めると2秒に1回以上はスキル発動の判定が行われる。そのため、副砲の発射される間合いで戦う限り、「火力全開」よりははるかに発動している機会が多いように思われる。

場合によっては連続的に発動しまくることもあり、「〈†魔砲・アルマゲドン†〉！〈†魔砲・アルマゲドン†〉！」とうるさい。さすがは魔導重巡洋砲艦を名乗るだけはあるというところか。

限界突破で習得する「全弾発射」は前方へ向かって放射状に弾丸を飛ばすもの。

戦うことこそ私の宿命…それなら、もっと激しくなればいい！

2018年 12月20日に改造が実装された。

以前と同じアンシンメトリーなデザインコンセプトの衣装ながら、妹のエクセターのデザインを一部取り入れたような片足は黒、もう片足は白のタイツを履き、それが腰までカバーする形になっている。この影響か足が長く見えるようになっており、改造前の小柄でちんまいな雰囲気はかなり改められている。

火力・耐久・回避が主に上昇し、高レベルにバランスした能力となった。

「戦術啓発」で新たに習得するスキルは、

「†ダークネスフィールド†」自身が受ける炎上と自爆ボートのダメージを20.0%(MAX40%)、榴弾によるダメージを5.0%(MAX15%)軽減する。また、自身の副砲のクリティカル率が40.0%(MAX70%)上昇し、ダメージがスキルレベルに応じて上昇し、敵の装甲種類に影響されなくなる

榴弾や炎上ダメージと言った敵戦艦・自爆ボートによる攻撃の被害を低減し、上記のデフォルト副砲を強力にしてくれるスキルである。特にデフォルト副砲は通常弾のため、中装甲以上へのダメージの通り方が大幅に変わることになる。主砲砲座+1がないため、流石に副砲型重巡ほどの砲撃力にはならないが、ロイヤル勢の重巡洋艦の中では随一の実質火力を得たと言えるだろう。

いつかスダ湾襲撃という悪夢〈†ナイトメア†〉を乗り越え、運命を手にする真なる存在〈†ザ・マイスター†〉になりますわ！

ヨーク級重巡洋艦は、前級のカウンティ級をベースにして、量産性を確保するために小型化を図ったシリーズである。本来はロイヤルネイビーのシーレーン防衛の切り札として多数建造される計画であったが、実際には小型化した分の防御力確保のためにより強固な装甲板を施したりして、カウンティ級5隻が作れる金で6隻が作れる程度のコストダウンにしかならなかった。結局、ロイヤルネイビーはよりコストパフォーマンスがいい軽巡洋艦であるリアンダー級に建造計画を移行。ヨーク級は2隻で打ち止めとなった。

1番艦ヨークは、1927年 5月18日に起工し、1928年 7月17日に進水、1930年 5月1日に竣工した。

完成後、イギリス本国に始まって北米・インド洋・地中海などで各種任務に従事。やがて第2次世界大戦の開戦を迎えることになる。当初は大西洋、後に本国艦隊で対ドイツの海上航路封鎖任務につき、ドイツの商船を1隻追いかけて自沈させる戦果を上げている。

ノルウェーに進出してきたドイツ軍に対抗するために同国沖で活動。しかし、イギリスはノルウェーから一旦撤退することになる。

1940年秋にはエジプトまでの戦車などの陸上戦力を輸送する部隊をエイジャックスと共に護衛してアレクサンドリアに入り、そのまま地中海艦隊所属となる。そこではアフリカ戦線などを支えるための輸送船団の護衛に走り回ることになった。この頃にはエイジャックスが手負いにした敵の駆逐艦を追い詰めて撃沈している。

1941年 3月になると、ヨークはクレタ島のスダ湾を新たな拠点とした。だが、そこが彼女の終焉の地となってしまうのである。3月26日、イタリア軍が湾内の艦船へ自爆艇での奇襲攻撃を行ってきた。これはボートの舳先に爆薬を取り付け、方向を定めたら乗組員は海上へ脱出するという、まさにこのゲームにおける自爆ボートのような兵器であった。ヨークは2艘の直撃を受けてしまい、缶室や機械室に浸水。転覆を免れるためにわざと座礁してしのいだが、航行不能になってしまった。

その後、陸上から電力供給を受けながら浮き砲台として活動しつつ、再浮揚して修理するチャンスを伺っていたが、ドイツ軍機の爆撃が執拗に繰り返され、損傷はひどくなるばかりだった。そして、不運なことにクレタ島からイギリス軍は撤退を決定。もはや修理の見込みは無くなった。ヨークは敵に鹵獲されないように砲塔をすべて味方によって爆破され、放棄されてしまった。