突然変異とは、
1、ある大多数の性質と異なる性質をもつようになること。主な原因は遺伝子や染色体の変化で起こるとされている。
2、遊戯王OCGで登場した魔法カードの一枚。本記事はこちらを扱う。
概要
カードの名前 | 突然変異 |
カードの種類 | 魔法カード |
効果 | 自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動する。 リリースしたモンスターのレベルと等しい融合モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する。 |
登場したパックは新たなる支配者。
効果欄からヤバさが伝わったかと思うが、正規融合(笑)にした張本人である。
ちなみに融合召喚ではなく特殊召喚扱いである。
もっと具体的にいうと、相手の「青眼の白龍」を「エネミーコントローラー」でコマンド入力して奪った後にこのカードを使うと、何故か「サイバー・ツイン・ドラゴン」になるといった感じである。まさに突然変異…しすぎである。染色体とか遺伝子とかそういうレベルじゃねーぞ!
他にも「黄泉ガエル」や「スケープ・ゴート」の羊トークンがが「サウザンド・アイズ・サクリファイス」に化けて相手が戦慄したりとか、なんでもないモンスターがいきなり超強力なカードになって戻ってくるという事例は枚挙に暇がない。
このカードの存在と、当時のデッキルール(新エキスパートルール)では融合デッキの枚数には制限が一切なかったので、有用な融合モンスターは全て3積みされていたこともあり枚数が半端ないことになっていた。まさに「魔導サイエンティスト」の悪夢再びである。
【変異カオス】のデッキで主に使われ、2005年9月の制限改訂で制限カードになった。その後、2006年9月に「サウザンド・アイズ・サクリファイス」が禁止カードになったことで2007年3月には準制限カードに緩和される。
しかし、「神獣王バルバロス」「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」「究極封印神エクゾディオス」など展開の容易な高レベルモンスターが登場したことによって、2007年9月の制限改訂で禁止カードとなった。
しかしこのカードが禁止になってしまったことにより出せなくなったカードが存在する。「E・HERO バブルマン・ネオ」である。このカードの召喚条件はバブルマンと突然変異を墓地に送ることになっている。2014年11月に青天の霹靂(召喚条件を無視して特殊召喚できるカード)というカードが出るまでは一切フィールドに出せなかった。
ちなみにアニメでこのカードを使ったのは遊城十代のみである。「E・HERO バブルマン」から「E・HERO バブルマン・ネオ」を、また「E・HERO クレイマン」から未OCGカード「E・HERO クレイ・ガードマン」を特殊召喚した(アニメでは融合素材に「ヒーローキッズ」とそれぞれの元となるモンスターが指定された融合モンスターだった)。
なお、他の融合E・HEROやコンタクト融合体は融合召喚でしか特殊召喚できないか、コンタクト融合でしかエクストラデッキから特殊召喚できないので発動できない。
この後に、「簡易融合」というカードが登場している。
だが☆5までしか出せず、ライフコスト1000が必要で、特殊召喚してもそのモンスターは攻撃できず、エンドフェイズには破壊されるという厳しい調整がなされている。
ただしシンクロ・エクシーズ召喚の素材としては有用で、それ目的では使われた。 またこのカードと同じく融合素材は不要だが、こちらと異なり正規に融合召喚したものとして扱われる。
この「正規」であることやレベル指定されていることがあるモンスターと絶好の相性を生むこととなり、2015年1月に制限カードとなっている・・・が、同年10月に無制限カードとなった。
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関連項目
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