紀平梨花(きひら りか)は日本のフィギュアスケート選手である。
概要
3歳の時に母親や姉とともにスケート場へ初めて行き、5歳からスケート教室に通う(この当時はほかにバレエ・ピアノ・ダンスなどの習い事もしていた)。ジュニア時代の2016-17シーズンにはJGPリュブリャナ杯において女子史上7人目となるトリプルアクセルに成功、同時に女子史上初となる6種類8個の3回転ジャンプを成功させ優勝した。翌2017-18シーズンのジュニアGPファイナルでは、女子では世界初成功となるトリプルアクセル-トリプルトゥループのコンビネーションジャンプを披露。このシーズンに行われた平昌オリンピックの代表選考とは無関係であったにもかかわらず、彼女の偉業はマスコミなどで大きく取り上げられた。
2018年4月にはN高等学校に進学(練習拠点は関西大学KFSC)、2018-19シーズンよりシニアに移行。グランプリシリーズデビュー戦となるNHK杯では、FSで日本女子歴代最高点の154.72点を記録。SPとの合計も日本女子歴代最高点を更新する224.31点となり、日本勢初のグランプリシリーズデビュー戦での初優勝を決めた。年末のグランプリファイナルにも進出し、日本選手では浅田真央以来13年ぶりとなるシニア1年目でのグランプリファイナル制覇という偉業を成し遂げている。
2019-20シーズンには、男女通じて初となる四大陸選手権連覇を達成した。
前述の通り6種類の3回転ジャンプを跳ぶことができるばかりではなく、練習では4回転トウループや4回転サルコウの着氷にも成功している。そればかりでなくスピンやステップ、音楽のとらえ方などにも優れたものがあり、あらゆる面で最高レベルのスケート選手といってよいだろう。
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