K-1 ダイナマイトとは、1999年3月号から2002年2月号まで月刊コロコロコミックで連載されていた漫画である。作者は坂井孝行。
概要
小学生の主人公・大奈舞人(だいなまいと)が最強の格闘家を目指す格闘漫画。単行本は全8巻。主人公(ダイナマイト)をはじめ、C4やニトロ、地雷元、勝火山、ティベリウス・N・タクマ(TNT)など、登場人物は爆発物関連の名前が多い。
また、実在の格闘家アンディ・フグが登場人物の一人として登場していたが、連載途中でアンディが白血病で亡くなってからは漫画に登場しなくなった。(その後別冊コロコロコミックでそのことを補完すると同時に、アンディを追悼する特別エピソード「アンディからの果たし状」が掲載された)
アンディ以外の実在ファイターは基本的にチョイ役で、まれに「K-1超闘士列伝」という外伝として扱われる程度だった。
当時総合格闘技ブームで、コロコロコミックでも大々的に取り上げられていたK-1の公式タイアップ漫画…のはずなのだが、コロコロ漫画の宿命というべきか後半あたりから「殺人集団ビースト」との血で血を洗う抗争へとシフトしていき、使われる技もK-1ルールどころかどう考えても現実で実行不可能な「獣技(ビースト・アーツ)」と、それに対抗するための非現実的なKARATEがバンバン登場するようになる。玩具で世界征服とあまり違わない気がするが、扱うモノが格闘技なだけにかなりグロい描写も頻出する。小学生の時、チムニー・アップボウやBEASTを喰らったことがある人、正直に手を挙げなさい。
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