LCPDFR単語

• 概要
• MODの特徴
• 現在のバージョンについて
• なんでGTAでやるのか？
• 続編 ～LSPDFR～
• 他の作品に目を向けると
• 関連動画
• 関連商品
• 関連項目
• 掲示板

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

LCPD：First Response

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

LCPDFRとは、GTA4用のスクリプトMODである。

概要

GTA4に登場するリバティー市警察(LCPD)の警察官になり、ランダムに発生する事件に対処していくスクリプトMOD。開発したのはG17 Mediaである。GTA4は本来は犯罪者が主人公のゲームであるから、全く逆の立場になるものである。パトロールや駐車違反の取締りといった、警察のごく日常的な仕事を体験できるゲームが元々少ないこともあり、そういった意味では商業作品も含めて貴重な存在と言えるだろう。

同じようなスクリプトとしてPolice Pursuit MOD(PPM)があり、またGTASAにはCleoスクリプトMODとしてSAPDFRがある。

最新版のダウンロードや関連情報はLCPDFR公式サイトを、インストール方法や遊び方などに関する日本語解説はまとめサイトを参照のこと。

MODの特徴

パトロール警官の日常業務を再現しようと試みている。ランダムに発生する事件に対処するのだが、銃撃戦やカーチェイスなど派手なもののみならず、ホームレスに関する苦情や交通事故への対処など、かなり地味なものもある。だがそれが良い。

LCPDFR単独でも十分に遊べるが、ファンが作った他の警察関連のMODと合わせることで、より多様な遊び方ができるようになる。また最新の1.0世代のバージョンからはプラグインによるミッション追加機能も実装されており、LCPDFRのシステムを流用して第三者がミッションのプラグインを作成・頒布することも可能となっており、遊び方の幅はさらに広がっている。

現在のバージョンについて

現在のバージョンについて簡単にまとめると。

• パトカーの端末での検索に加えて、歩行者や運転者の無線による身分照会が充実
• 検問を行うことができる
• プラグインが導入できるので、第三者制作のミッションが遊べる
• 警察署で制服に着替える時に、好きな服装の組み合わせを選べる

など

なんでGTAでやるのか？

「クライムアクションのGTAで、警察プレイをやらなくても良いのではないか？」という意見もあるかも知れない。だがむしろGTAはそのベースとして適した面がある。記事主の私見ではあるが説明すると。

• 良く作りこまれたマップがあり、多数のNPCやNPC車も登場するワールドが完成している
• 車の運転、射撃、格闘などに関するシステムがある
• MOD開発が活発であるため、スクリプトを追加するのに必要なプログラムファイルが十分にある
• 主人公の本来の敵である警察も作りこまれており、警察官やパトカー、その他車両、航空機などが充実している

これらのことから、警察ゲームにも転用しやすい条件が整っていると言えるだろう。

続編 ～LSPDFR～

GTA5のPC版が発売された事に伴いLSPD:First Response(LSPDFR)が発表されている。開発したのは同じくG17 Media。詳細はリンク先で。

→LSPDFRまとめ (外部リンク)

他の作品に目を向けると

軍隊や犯罪者、キノコ好きの配管工ほどには、警察という職業のゲームは充実していない。正確に言うと警官が主人公のゲームは色々とあるのだが、どうも「仕事を体験する」というのとは方向性が違うものも多い。
本物の警察官は太陽を虫眼鏡で見て、実は真犯人の部下に怒られたりしない。ブラックジャックで賭けに勝って部下から捜査上のヒントを貰うわけでもない。トランポリンでポンポン飛び跳ねながら盗品を奪還することもない。犯罪を見逃す代わりに賄賂を要求したりも・・・これはたまにあるな。

勿論これが悪いわけではなく、むしろそれはそれで面白い。ただ普通にパトロールをしてみたり、あるいは地道な刑事の仕事を体験してみると言うのは、実はそれほど多くは無い。かといって皆無と言うわけでもない。多分この記事を読む人は興味があるだろうから、貴重な「お仕事」ができるゲームをここで紹介してみる。

トゥルークライムシリーズの二作目。プレイヤーはNYPDのマーカス・リード刑事となり、自分と父を罠に嵌めた黒幕に迫っていく。街をパトロールしてランダムに発生する事件にも対処していく。  GTAを向こうにまわすアクションゲームであり、リアルかと突っ込まれるとそれほどリアルではないだろうが、お仕事体験という点では注目の一品。難点はバグやフリーズが多いこと。 関連記事→True Crime:New York City	Police Forceシリーズの二作目。ドイツの警察官になり、街をパトロールしてランダムに発生する事件に対処していく。グラフィックは必要最低限レベルではあるが、値段も安い。一作目よりも二作目の方が機能が充実しているのでオススメ。 難点は一般ドライバーがリバティーシティ以上にDQNなこと。あと操作系がアクションゲームというよりも、RTSの流用と言う感じなので慣れが必要。
20世紀半ばのロサンゼルスを舞台にしたアドベンチャーゲーム。一本道のシナリオを追っていく形式ではあるが、捜査は当時のものを再現しリアルになっている。但しこれに使われている高度な技術の開発に伴い、開発スタジオは潰れてしまった。 関連記事→L.A.Noire	1987年～1992年にかけて販売されたアドベンチャーゲーム。警察官経験者をアドバイザーに招いて制作されたので、用語や仕事内容はリアルさ重視。シナリオそのものは一本道であるものの、仕事を体験してみると言う点ではオススメの一品。 実は↑の商品を買うより、GOG.comでダウンロードのものを購入した方がはるかに安い。  関連記事→Police Quest

 

関連動画

ModGearでお馴染みのITO氏によるイメージビデオ	たまねぎ畑P氏のプレイ動画
記事主の動画プレイリスト	一等軍曹氏の淫夢実況

関連商品

関連項目

• GTA4 / MOD
• 警察 / 刑事 / SWAT