SCP-CN-828とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
概要
SCP-CN-828 | |
基本情報 | |
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OC | Safe 3/Keneq 2/Caution Level 2/Restricted |
収容場所 | サイト-CN-07 |
著者 | maki_hisane |
作成日 | 2018年7月4日 |
タグ | エリア-cn-07 人工 移動 袖まくり倶楽部 食物 |
リンク | SCP-CN-828 |
SCPテンプレート |
SCP-CN-828はさまざまなブランドのガムに似ているが、以下の点でことなるガム実例群。まず、もともとのブランドでどんな甘味料が使用されていてもそれはすべてキシリトールに置換されている。キシリトール入りガムであっても、それは更に多くのキシリトールを含む。異様にスースーしそう。
このガムは、人間の唾液が付着することで異常性を獲得する。ガムは唾液がついてから10時間をかけ、40000cpsの粘度を得る。糊が30000cpsなので相当な粘着力である。そして、このガムは路上のありとあらゆるゴミを付着させたまま、一番長くそのガムを噛んでいた人の口腔内に戻る。こうなると通常手段でこれを口腔内からなくすことは不可能であるが、このガムを30分間かみ続けると脱落して異常性を失う。といっても、埃や地上のありとあらゆるゴミ、コイン、場合によっては[データ削除]までも含むらしいので相当嫌な時間である。
ただし以上の能力は、ガムをティッシュやハンカチ、オブジェクトの包装紙等にくるんで捨てた場合は発現しない。また吐かずに飲み込んだ場合でも異常性は失われるようだ。
どうやら要注意団体のひとつ、『袖まくり倶楽部』が作ったガムらしい。とある市の都市管理執法局の公式サイトが改ざんされ、「公益団体『袖まくり倶楽部』と提携し、路上へのガムの吐き捨てに対して断固たる対応」という犯行声明が掲載されていた。勝手に仲間扱いされた執法局局員にしてみれば大迷惑であろう。
……いや確かにガムの吐き捨ては汚いけどやりすぎじゃない?……と思ってしまうのは無理もないが、『袖まくり倶楽部 (卷袖俱乐部)』の産み出すアノマリーは犯罪者や悪人に対してえげつない私刑を与えるのが特徴で、これでも効果としてはおとなしい部類だったりする。
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関連リンク
関連項目
- SCP Foundation
- ガム
- キシリトール
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