おい、切符買っとけよ。明日帰るんだろ?とは (オイキップカットケヨアシタカエルンダロとは) [単語記事]

おい、切符買っとけよ。明日帰るんだろ?とは、漫画『SLAM DUNK』のセリフである。ジャンプ・コミックス23巻に収録されている＃199「緒戦前夜」内で主要人物の一人である宮城リョータにより発せられる。

このセリフが発せられた状況

夏・広島――――

湘北高校バスケ部は日本高校バスケットボール界における最大のタイトル、夏のインターハイを制覇するためこの地へと降り立つ。

でかでかと掲示板に張り出された組み合わせ表を見ていると、海南高校のメンツが憐れむような顔で声をかけて来た。一回戦を突破したとしても、次は全国三連覇中の超強豪・山王工業と当たってしまうからである。

「どーやらおめーとの再戦はなさそーだな流川」「ここでてめーとの決着をつけよーと思ってたのによ」「山王に愛和かぷくく……」と冷やかす清田に、「どーせいつかはそいつら倒さなきゃならねーんだろ早いか遅いかの違いだ」と憮然と返す流川。

一年生エースの強気な言葉に湘北のキャプテンである赤木は「その通りだ」「全国制覇のためにはどこが相手だろうと叩き潰すのみ!!」と同調。

キャプテンの心意気に押され、県予選の借りを返そうと奮起する湘北メンバーたちだったが、そこに、行きの新幹線でひと悶着あった、湘北高校と初戦で対戦する豊玉高校の岸本がちょっかいをかけてくる。

「おい牧! お前ら予選でこいつらに相当手こずったらしいな何やそのザマ」「まず4強の一角は崩れたな」と馴れ馴れしく絡む岸本だったが、彼を覚えていなかった牧に「……すまん誰だっけ君?」と言われてしまい、湘北と海南メンツの爆笑を買う。

これにより豊玉メンバーたちが声を荒げだすも、赤木と豊玉のキャプテンである南が場を収め、一触即発の危機は回避。

どっちが強いかは明日バスケで決まるという、南に先導され宿へと向かう豊玉メンバーだったが、その中の一人である板倉がわざとらしく宮城にぶつかり、「おっとと!」「見えんかったわ^[1]」と謝罪風煽りで彼を挑発。

これに静かにキレた宮城は、去ろうとする板倉の背中に向け「おい、切符買っとけよ」と声をかける。

そして、「切符?」と、頭にクエスチョンマークを浮かべる板倉に対し、「明日帰るんだろ?」と言い放つ。

スラムダンクで今でも目に焼き付いて鮮明に覚えてるのは

県大会だか地方予選だかでどこのチームか忘れたけど小暮くんと肩ぶつかって「小さくて見えんかったわ」って挑発されて小暮くんが「おい、帰りの飛行機の予約しとけよ」って言い返すやつ

思い出すと今でも鳥肌たつ

という、部分点も挙げられないこのシーンのうろ覚えコピペはそこそこ有名。