フリーマーケットとは、蚤の市である。
フリーマーケットは、ヨーロッパが発祥とされる、広場などで展開される古物市のことである。英語表記だと「flea market」と表記される。実はfreeではない。つまり直訳すると「蚤の市」となる。語源には諸説あり、「ノミのわいたような古物が売られている」とか「ノミのように人が湧いて集まる」などと言われているが、詳細は不明。とにかく、free(自由な)ではなくflea(蚤)である。
海外ではフランスが有名。特に、パリの蚤の市は有名で、クリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユはパリの3大蚤の市と呼ばれるほど広く知られている。アメリカでは体育館などの広い場所で行われることが多い。ちなみに西海岸では「Swap Meet」と呼ばれることもあるらしい。
日本では1974年ごろ大阪で「日本フリーマーケット協会」が主催したものが始まりとされている。以降、リサイクル運動の高まりに合わせて全国的に広がりを見せていったらしい。「蚤の市」や「骨董市」が神社などの境内で行われる一方、「フリーマーケット」は大規模な公園やコンベンション施設、競馬場などの大きな面積を持つ施設で行われていることが多い。
ちなみに、日本でのフリーマーケットは古物営業法に関係することが多く、形態によっては主催者に対して古物商取引の許可を取る必要がある可能性もある。また、法律で許可のない古物取引が禁止されている物品もあるので、出展する際には一度確認をすることをおススメする。
また、現在ネットでのフリーマーケットも盛んにおこなわれており、フリーマーケットはより手軽で簡単なものへと変化してきている。
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最終更新:2024/06/02(日) 11:00
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