佐藤浩市とは (サトウコウイチとは) [単語記事]

佐藤浩市（1960年 12月10日～）とは、日本の男性俳優である。

父は同じく俳優の三國連太郎。

概要

高校卒業後、多摩芸術学園に在籍中に「続・続事件」でデビューを果たすと、翌年には「青春の門」でブルーリボン賞新人賞を受賞する。

父親の三國に似て男前な容姿を持つが、2004年にはNHK 大河ドラマ「新選組!」にて粗暴ながらもどこか刹那的で、単純な悪役とは言えない芹沢鴨を熱演。
「鍵のかかった部屋」では原作にないオリジナルキャラクター、芹沢豪でコメディリリーフのような役割を演じている。

ゴルフ、競馬、酒等非常に多趣味で知られ、競馬に関してはペットの亀に競走馬の名を付けたり、ダービーの表彰式に登場するほど。
同じ二世俳優ということで気が合うのか、俳優仲間では中井貴一と仲がいい。

三國連太郎の3人目の妻の子として生まれたが、幼少期に三國は家を出て行ってしまったため長らく確執があり、劇場版美味しんぼでは山岡士郎を佐藤が、海原雄山を三國が演じたが、製作会見では互いを「三國さん」「佐藤くん」と他人のように呼び合い、さらに俳優業に対する見解の相違から険悪な雰囲気となって共演者も言葉を失ってしまった。何もそんなところまで原作の真似をしなくても・・・。

ただ2008年 ANAの親子共演CMでは佐藤が映像の中で三國に対し笑顔を見せているので、演技上関係は修復されている様子。