白井影二 単語

「白井影二」（しろい えいじ）とは、SNKの「サムライスピリッツ」や「風雲スーパータッグバトル」等を手掛けたイラストレーターである。

ペンネームは、「龍虎の拳2」にて白い如月影ニを好んでプレイした事に由来する為、「白井」と書いて「しらい」ではなく「しろい」と読む。

「米良仁」（めら じん）のペンネームで時代劇漫画も手掛けている女性漫画家でもある。

概要

T&Eソフトの「SWORD WORLD PC」がゲーム業界初仕事で、プログラマーに「絵が遅れるせいで仕事が遅れる」と喧嘩を売られた事に発奮した、280枚の画像取り込み原画を2ヶ月で仕上げた。

※結局プログラム開発そのものが遅れた為、「SWORD WORLD PC」が発売された時はSNK社員の頃だった。

1992年にSNKに入社すると、「餓狼伝説2」「餓狼伝説スペシャル」「サムライスピリッツ」「風雲スーパータッグバトル」の販促イラストを描き、時に「サムライスピリッツ」では、筆で描いた様なキャライラスト等からポスター等の販促画を描く「森気楼」と共に、作品を代表するイラストレーターの一人ととなった。

自身の作品に影響をあたえたものとして、ロバート・キャパやブルース・ウェーバーら写真家から、目線の重要性や表情に出さない強さを教えられ、古い時代劇映画からは本物が持つ真実味を出す事を教えられたと語っている。

2000年にSNKを退職後も大阪を中心に活動し、専門学校の講師を務めたり時代劇漫画を執筆したりしている。 

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