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| 中国国民党 | |
| ちゅうごくこくみんとう - Chinese Nationalist Party |
|
|---|---|
| 基本情報 | |
| 公用語名称 | 中國國民黨 |
| 国・地域 | 中華民国 |
| 本部所在地 | 台湾省台北市 |
| 成立年月日 | 1919年10月10日 |
| 解散年月日 | -- |
| 機関紙 | 中央日報 |
| 国際組織 | 国際民主連盟 |
| シンボル | 青天白日 |
| 公式サイト | kmt.org.tw |
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中国国民党(ちゅうごくこくみんとう、中國國民黨)とは、中華民国の政党である。中華民国が大陸に所在した時代から台湾移転後までの一党独裁政党であり、複数政党制導入後は主要政党の一つである。
概要
中国革命党を前身として1919年10月10日に結党された。
1919年の中国国民党結党当時、中華民国には中央政府として北京政府が存在していた。しかし袁世凱の死後は中央政府たる北京政府の統治が及ばず軍閥が割拠する状態であった。1925年の孫文の死後、この軍閥割拠の現状から真の国家統一樹立を目的として中国国民党は「北伐」という軍事行動を開始した。その間に蒋介石は上海クーデターと呼ばれる党内の中国共産党員の粛清(第一次国共合作の崩壊)や汪兆銘ら左派との対立などを経て南京に国民政府を樹立する。これが南京政府である。1937年の盧溝橋事件を発端とする日中戦争(支那事変)が開始されると対立していた中国共産党とも手を結び(第二次国共合作)ながら徹底抗戦を展開、南京が陥落すると重慶に拠点を移し日本軍による攻撃をしのぐ。
太平洋戦争での日本の敗戦後、日本は旧満州国地域と台湾を放棄し、日本軍は中国本土から撤退した。国民党政府は旧満州国地域と台湾の両地域を実効支配下に置き中華民国の領土として編入した。この時点で中華民国の実効支配領土は最大となる。またこれは中華民国の政権政党である中国国民党の支配地域が最大であるということも意味する。
中国国民党はその後、中国大陸と台湾から構成される中華民国全土で実施された3つの選挙(国民大会選挙、立法院選挙、中華民国総統選挙)で勝利する。一方で1947年には中国国民党政権により中華民国台湾省に戒厳令が敷かれることになる。
1945年11月から国共内戦が再開され、ソビエト連邦政府が支援する共産党に対する劣勢を挽回できず、1949年10月1日には国民党政府は内戦に敗れ、台湾島に逃れた。このため、中国国民党が与党である中華民国政府の実質統治範囲は、建国以来の福建省（馬祖・金門）と、1945年の日本降伏後に連合国として統治していた台湾島一帯だけとなった。
中国大陸時代から台湾移転後にかけては蒋介石による一党独裁下の与党として政権を担ってきたが、蒋介石死後に総統となった蒋経国が1987年に政党結成を解禁したことにより（党禁）、国民党一党独裁体制は終結した。民主化後最初の選挙では勝利し、初めて民主的に国民党政権が成立する。しかし、2000年の総統選挙で民進党の陳水扁に敗れて野党になり、2001年には立法院（議会）でも第二政党になった。
民進党政権下では与党である民進党への批判から2008年に立法院第一党に返り咲くとともに、現党主席の馬英九が総統選挙に勝利し、8年ぶりに政権与党の座に復帰した。
二・二八事件
中国国民党支配下の台湾における、中国人と台湾人との衝突によって生じた大規模な虐殺事件。
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関連項目
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