「この歌詞私のことだ…」とは、時にインターネット上に書き込まれる言葉である。
概要
「歌詞に共感する」という現象は多くの人が経験するありふれた出来事であり、多くの人が共感するような歌詞であったからこそ人気を集めた楽曲も数多い。よって「この歌詞私のことだ…」という厳密に同じフレーズではなくとも、似たような台詞は古くから用いられている。
「私ね、今日、『南の風』というのを吹き込んだのよ。南の風、わが心……この歌詞は私のために作られたのかも知れないわ。貴方は南風さんでしよう、南風さんは、妾のこころ。」[1]
だが、2023年現在この言葉が使用される際には、「絶対に共感するとは思えないメチャメチャな歌詞」に対してコメントされたりするなど、ジョーク/ネタ的に書き込まれてしまうことも多い。
このように「ネタ的に書き込まれる」という状況になったのはおそらく、ニコニコ動画において「動画に流れるコメント」として書き込まれたのが発祥か。
ちょちょいと検索した限りで発見できた古めの例としては、動画「ジャズお経」が投稿されたその当日である2018年9月10日の22時20分に、再生時間02:48時点において「この歌詞私のことだ…」と書き込まれていることが確認できた(コメ番103)。ちなみにこの動画の歌詞は般若心経。コメント者が般若心経に感じ入った可能性もあるので、ネタだと決めつけることはできないが……。
たまたま検索で見つかったこれが最古ということはなさそうなので、もっと遡れるとは思われる。さらに古い例や広まった経緯を詳しく知る人が居れば、ここに追記されたい。
関連動画
この菓子私のことだ…
この歌詞たわしのことだ…
関連項目
脚注
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