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ページ番号: 5698778 リビジョン番号: 3240577
読み:コレガコンドノジッケンタイカネ
初版作成日: 97/07/10 11:00 ◆ 最終更新日: 24/02/18 22:47
編集内容についての説明/コメント: 私は何か・・・されたようだ・・・
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1 : ななしのよっしん :1997/12/04(木) 00:02:30 ID: fsitminger
いいか、俺は面倒が嫌いなんだ
2 : ななしのよっしん :2005/08/04(木) 05:32:28 ID: eBnzubLgen
>>1
じょ、冗談じゃ・・・
おい早く加筆してくれ!
3 : ななしのよっしん :2010/03/04(金) 17:58:59 ID: 8ullet1ife
これが今度の実験体かねとは、ゲーム『アーマード・コア(初代AC)』の隠しイベントである。
国家は既に無く、企業がすべての権力を握る世界において、報酬によってのみ行動を決定し何にも組しない傭兵「レイヴン」となり、機動兵器「アーマード・コア」を操って様々なミッションを遂行する……。これが初代ACから続くACシリーズの基本である。
傭兵仲介組織「レイヴンズ・ネスト」に属するプレイヤーは、ミッションの遂行報酬を元手に新たな機体パーツを購入し、困難さを増す次のミッションに挑戦していく。だが、ネストは戦闘中に生じた費用(弾薬費、機体修理費、特定対象を破壊したペナルティ)は負担してくれず、それらは全てプレイヤー側持ちになる。当然ながら、報酬より負債が嵩んでしまえば赤字になる。
初代ACでは特定のミッションを除き、失敗してもゲームオーバーにならずに次のミッションに挑戦できるのだが、ミッション以外で報酬を獲得する手段はない。つまり「赤字を出して新パーツを買えず、高難度化するミッションに対応できない」→「さらに赤字を出し、総資産がマイナスになってしまう」→「ゲームが詰んでしまう」恐れがあるということ。
そうならないための救済措置、あるいは試行回数に任せてごり押すゾンビアタックの防止措置として、ミッションの成否に関わらず総資産が-50000cに達した時点で強制ゲームオーバーとなり、当記事冒頭に引用した不気味なデモムービーが挿入された後、ゲームを有利に進められる追加能力が付与された上で始めからやり直しになるシステムが仕込まれている。
通常のロード画面が終わると、いつものガレージではない、手術灯を見上げる視点のローポリムービーが流れ、まるで世間話でもするかのような2人組の会話が終わった後、手術灯が点灯。画面が暗転しロードが終わってみればストーリーが最初から……という流れに肝を冷やしたプレイヤーは数知れず。
ゲーム中でも言及される「プラス(Plus)」こと「強化人間技術」。人間の神経や骨格等を人工物に置換し、驚異的な肉体(操縦)能力を付与するもので、一部のアリーナランカーレイヴンもこの処置を受けているという。
ムラクモ・ミレニアム社が開発を行っている……という建前だが、実際のところは「大破壊」前のロストテクノロジーを解析し、再現しようと頑張っているのが実情らしい。この手のお話の例に漏れず、発展(再現)途上の技術ということで事故も多いらしく、作中でも暴走して脱走した元レイヴンのプラスを処分するミッションが存在する。
つまり、プレイヤーは借金のカタとしてプラス実験体にされたということ。ついでに、ゲーム中で登場したプラス達がどのような扱いを受けてきたかを追体験させられているのである。
強化後は、名前が強制的に「強化人間●●●(●はランダムな数字)」に変更される。隠しコマンドで変更もできるが、入力タイミングが結構シビアなのが嫌らしい。
最終ミッション発生前なら、この強化手術は何回でも重ねがけ可能で、手術回数に応じて永続的に適用される特殊能力が解禁されていく。幸いなことに不名誉な名前に変更される以外のペナルティはない。
なお、ゲーム中では「自分はいま、何段階目なのか」「解放されている特殊機能は何か」という情報は一切開示されない(説明書にも載っていない)。隠しパーツの意地悪な配置といい、この時代のゲームの隠し要素としては珍しくも無いことではあった。
『プロジェクト ファンタズマ』と『マスター・オブ・アリーナ』ではこの救済措置イベントは用意されていないが、初代ACから強化人間状態のデータを引き継ぐことで強化プレイを楽しむことができる。
『アーマード・コア2』では救済措置が復活。やはり負債が-50000を超えると問答無用で最初からやり直しになる。こちらでは不気味なプリレンダムービーが挿入されるだけで、セリフはなくなってしまった。
続編の『2 アナザーエイジ』では『2』から強化状態データを引き継がないと強化プレイできないのも同様。
『2』の強化段階は以下の通り。
- 1回目:レーダー機能が追加。レーダー表示が「グリッドタイプ」に固定される
- 2回目:ブレード光波機能が追加
- 3回目:機体温度上昇速度が半減
- 4回目:2脚・逆関節・4脚・フロートのキャノン発射制限が解除(四脚でも空中発射が可能)
- 5回目:ブースト消費エネルギーが半減
この救済措置は、言ってしまえば「公式チート」の付与であるため、ユーザー同士の対戦会では使用禁止が通例。最初期のフロム・ソフトウェア主催の初代AC公式大会では解禁されたこともあったのだが、「強化人間専用AC」とも言うべき特化アセンブルが氾濫し、地上は月光波とグレネード空爆で薙ぎ払われ、延々と空中戦が繰り広げられる「ゲームバランスが大破壊」状態と化したことで無事封印と相成った。
とはいえ、一人プレイで楽しむ分にはいつもと違った爽快感が味わえるため、通常プレイに飽きてきたプレイヤー(と、プライド無しでクリアしたいプレイヤー)は、早期に強化手術を受けられるように浪費を重ねる。完全強化には6回or5回もやり直さないといけないので結構めんどくさいのだ。
『初代AC』であれば、最初のミッション『反抗組織排除』で拾える隠しパーツ・WR-L24が役に立つ。次回以降のミッションでこれを全弾撃ち切り→撃破されることを繰り返せば手っ取り早く赤字が嵩む。
『2』では最初のミッション『MT工場鎮圧』がおススメ。敵部隊の中央に飛び込めばあっという間に撃破されるため、無駄撃ちを続けながら死にまくると効率よく赤字を貯められる。
『アーマード・コア3』と『3 サイレントライン』では手術イベントは無くなり、条件をクリアすると入手できる隠しパーツを装備することで強化のON/OFFが出来るようになった。便利ではあるが、初心者への救済措置という面が無くなってしまったのは惜しまれるところ。
『アーマード・コア ネクサス』以降のN系では消滅し、強化は敵CPUのみの特殊仕様になる。そして『アーマード・コア4』以降は、ゲームシステムとしての強化人間が完全に消滅した。
『アーマード・コアⅥ ファイアーズ・オブ・ルビコン』では世界観設定として「強化人間」という単語が久々に登場したが、Plus系の設定とは全く異なる。そんな中で「借金のカタに旧世代型手術の実験台に供された」G5 イグアスの存在が、初代ACを思わせるファンサービス要素になっている。
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