てつのたてとは、主にRPGに登場するアイテムの一つである。
ここでは、ドラゴンクエストシリーズに登場するものを解説する。
概要
デザインは鉄板を組み合わせた全鉄製の盾で双頭の竜(あるいは鳥)が描かれている。ナンバリングタイトルでは、Ⅱを除けば初代・Ⅲ~Ⅸまで登場している。
作品ごとに仕様が異なるが、概ね序盤に入手可能で扱えるものは限られるが主人公は装備できる。
以下はシリーズごとの差異である。(特に言及がなければオリジナル版である。)
初代
スタート地点であるラダトームの北西にあるガライで購入可能できる。値段が800Gとやや高価であり、性能こそ
かわのたての二倍以上だが、システム上ダメージ軽減は1しか変わらない。
とはいえ初代においてはHPの管理が重要であり、次の「みかがみのたて」の入手は終盤となるため買っておいて損はない、はず。リメイク版では岩山の洞くつで拾えるため、やや無理をすれば無料で手に入るようになった。
なお、次回作のⅡでははがねのたてに出番を奪われ登場しない。
ドラゴンクエストⅢ
カザーブで購入でき、主人公はもちろん戦士や商人の職に就く者が装備できる。価格はやや下がり700Gとなり、防御性能は+12と微増し、かわのたてより2ポイント多く直接攻撃をカットできるようになった。
今作では前作と続いて盾の種類が少なく、次の盾の入手が終盤に差し掛かるころに手に入る「みかがみのたて」となるためしばらくお世話になる。商人にとっては最強の盾である。
リメイク版では、何と価格が1200Gに激増した上に多くの職業が装備できる「うろこのたて」、さらに呪文のダメージを減らせる「まほうのたて」が追加され活躍の場は狭められてしまった。
ドラゴンクエストⅣ
性能は前作とだいたい同じ。(リメイク版では炎や吹雪のダメージは軽減できるようになった。)
装備可能な者は、主人公や戦士のライアン、商人トルネコの他、神官のクリフト、占い師のミネアが装備可能である。特にトルネコにとっては装備可能かつ、これより強い盾が終盤で手に入る「ちからのたて」しかないためしばらくお世話になる。(リメイク版においては、ピサロの初期装備であるほか、場合によってはミネアの最終装備になる。)
ドラゴンクエストⅤ
炎や吹雪のダメージを軽減できる効果が追加されたのはこの作品から。価格が少し上がったこと以外は前作と似たり寄ったり。主人公はもちろん、仲間モンスターが追加されたため装備可能な者が増え価値が上がった。
序盤である少年期も終わりに差し掛かるころラインハットで購入可能になる。ただこの時期に購入を逃すと
青年期では入手方法がややめんどくさくなる為人によっては買った方がいいかもしれない。
ドラゴンクエストⅥ
序盤でサンマリーノの町で買える。価格と性能は前作と同じ。主人公とハッサンが装備できる。
ドラゴンクエストⅦ
性能は前作とほぼ同じだが、価格は920Gに値上がりした。からくり兵団拠点で一つだけ入手可能だが、ボスであるデスマシーンを倒すと入手できなくなる。入手次期的には性能は良く、また値上がりしてるため入手した方がよいだろう。
ドラゴンクエストⅧ
主人公とヤンガスが装備可能。パルミドで購入でき、価格も前作より安くなった。性能はほぼ同じで船入手までお世話になる。錬金釜を使用することでより強力な「ホワイトシールド」が入手できるが素材のシルバートレイの入手が面倒な上に装備可能な者がククールとゼシカに変わるので注意が必要。
ドラゴンクエストⅨ
ダーマとツォの浜で900Gで買える。もちろん一部のモンスターもたまに落とす。
防御力は+10、ガード率1.0%、炎と氷系の攻撃を5パーセント軽減する。
主人公が最初に手に入れる耐性持ちの盾でもある。
ドラゴンクエストⅩ
関連項目
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