はじめての甲子園とは、火村正紀による日本の漫画作品。
『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載された。
単行本は全7巻。略称は「はじっこ」。
概要
当初校長・教員・生徒の三人しかいない土井中野高校を舞台とした学園ギャグ漫画。
タイトルに『甲子園』と銘打ってあるが、ほとんど野球をしていない。(作者・読者ともに認めている)
なにしろ野球ができる人数が二屋球人の一人しかいなく、
開始当初も転入生二人をいれても三人しかいない状況だった。
最終的には犬を打席に立たせることも。一時期人より犬の方が多かった。
突っ込みどころ満載ではあるが、それも魅力の一つ。
野球に詳しくない人でも青春学園物として楽しめるのではないだろうか。
登場人物(一部)
- 二屋球人(にや きゅうと) / 小林ゆう
土井中野高校唯一の在校生だった。ポジションはキャッチャー。
ピッチャーだった父とバッテリーを組むのが夢。
無類の犬好き。求婚癖あり。
- 千代田アミ彦(ちよだ アミひこ) / 関智一
土井中野高校唯一の教員。
アニヲタでもあり、コスプレイヤーでもある。きぐるみモノのコスプレが多い。
- 一色緑(いっしき みどり) / 白石涼子
最初の転入生の一人。ポジションはピッチャー。
球人とバッテリーを組む。ストレートが得意。
男に間違えられることが多い。貧乳を気にしている節がある。
- 五丈原竜(ごじょうげん りゅう) / 平田広明
最初の転入生の一人。血の気が強く、よく鼻血を出す。
前の高校で教師と揉めてしまい、土井中野高校に転入。
パワーヒッターだが打撃センスは発展途上。
緑に好意を寄せる。
- 雨四光柳(あめしこう やなぎ) / 小林沙苗
将来有望なピッチャーとして期待されていたが、
怪我を理由に土井中野高校のマネージャーとして転校してきた。
耳が悪いらしく、無理のある聞き間違いをよくする。
竜に師匠と崇められている。
- カントク
犬。球人によく懐く。
- コーチ
犬。シベリアンハスキー。鼻を舌先で濡らす癖がある。
- 校長
土井中野高校校長。主に生徒や犬の勧誘、スカウトを行っている。
野球部を甲子園に出場させることで自分の高校の名前を売ろうと目論んでいる。
関連動画
関連項目
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