概要
『ひぐ☆らし』とは、トリコロールが製作した同人ゲーム。また、これを原作とするドラマCD及び漫画、アニメ、小説作品である。実写映画化もしている。
作者のトリコロールはその正体が謎に包まれているが、一説では女性、それもアイドル事務所「765プロスイーツ」の代表兼プロデューサーの音無小鳥であるという噂もある。
内容
本作品は昭和50年代の架空の村落を舞台に、村にまつわる古い因習を軸にして起こる謎の連続怪死事件を題材にした連作式のサウンドノベル(ビジュアルノベル)。
同人作品としての人気を背景としたメディアミックス展開としてドラマCD化・漫画化・アニメ化などが行われている。
アニメは第一期が2006年4月から9月まで放送され(一部地域で差異あり)、第二期が2007年7月から12月にかけて「ひぐ☆らし2」が放送された。
2007年6月より米国及びフランスでDVD発売・ネット配信開始。
2007年12月31日から原作PCゲームのダウンロード販売が開始。
ヒットの歴史
当初はコミックマーケットのみで頒布された同人ゲームに過ぎず、それほど話題になっていなかった。しかし2004年5月頃、インターネット上の公式サイトで体験版が公開されると主にネット掲示板を介した口コミで人気が上昇した。
特に前半の萌え展開と後半の燃え展開のギャップなど従来の同人ゲームにあまり見られなかった分野であることや全編に張り巡らされた謎や伏線、プレーヤー同士が謎や互いの推理を話し合うコミュニティサイトの存在等が話題の要因となった。
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