『アオナツライン』とは、戯画から発売されたPCアドベンチャーゲーム(アダルトゲーム)である。18歳未満は購入・プレイ不可。
概要
大手美少女ゲームブランドの戯画が送り出す学園青春ストーリー。春が終わり夏に向かう中で、5人の男女が「夏休みの計画」を通して交流を深める模様が描かれる。原画はうみこ(U35)、シナリオは大地こねこ、冬野どんぶくが担当する。
対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10である。キャンバスアート、アクリルスタンドが付属する特装版(15800円)と初回限定版(9800円)の2つのバージョンが発売される(価格は税別)。
あらすじ
春が終わり夏に向かう5月。主人公・及川達観と、幼なじみの向坂海希、悪友の榊千尋からなる仲良し3人組の間では、夏休みの計画をどうするかという話題が持ち上がっていた。
そんな折、達観に接触してきた世間知らずのお嬢様である仲手川結が彼らの計画に興味をもってグループに加わることに。さらに結が下級生の椎野ことねをグループに引き入れ、グループは一気ににぎやかになった。
5人はときに衝突しながらも、夏休みの計画を通じて仲を深めていく。そして達観と他のメンバーとの関係も、少しずつ変化していくのだった。
登場人物
主人公
- 及川達観(おいかわ たつみ)
- 「ごく平凡な」男子学生である。困っている人を見ると放っておけず、たとえ知らない人でも助ける性格で、友人からは「善意の撒き餌」といわれる。体力は並みだが、集中すると思わぬ力を発揮する。海希には「たっくん」と呼ばれる。
メインキャラクター
- 向坂海希(こうさか みき) - CV:小鳥居夕花
- 達観の幼なじみ。ポニーテールが印象的な明るい女子学生である。学内に広い情報網を持っており、噂やニュースに詳しい。実家は喫茶店を経営しておりその手伝いを長年やっているため、接客や調理はすっかりお手の物である。
- 仲手川結(なかてがわ ゆい) - CV:実羽ゆうき
- 良家のお嬢様。都会のお嬢様学校に通っていたが、共学に憧れてこの春に主人公たちが通う学年に転校してきた。かなり世間知らずなところがあり、最初は電車の乗り方もよく知らなかった。海希やことねに今どきの女子の流行りを聞いたり、運動が苦手にもかかわらず昼休みに主人公たちとバスケをするなどチャレンジ精神旺盛。
- 椎野ことね(しいの ことね) - CV:夏和小
- 下級生のイマドキ女子。学園入学を機に「デビュー」し、オシャレやメイクに気を遣っている。主人公のグループに入る前はクラスでも目立つイケてる女子のグループに入っていたが、メッセージアプリでのトラブルから関係が悪化してしまった。当初主人公たちに対してはつんけんしていたが、徐々に打ち解けていく。
サブキャラクター
- 榊千尋(さかき ちひろ) - CV:安東朝夜
- 達観の友人。186cmの長身で顔が良いため女子にモテるが、本人は興味がない。ややひねくれた性格で口が悪いところがあるが、海希や達観のことは大切に考えている。今の人間関係を崩したくないと思っていて、結やことねがグループに入ってきたときには戸惑いを見せたものの、程なくして仲間として扱うようになる。
- 根津(ねづ) - CV:?
- 不良の上級生。進学予定はないらしく、学園には来たり来なかったり。非常にガラの悪い先輩で、下級生の女子をだましては食い物にするということを繰り返しているが、一方で熱心な取り巻きも存在する。ことねを巡って主人公たちのグループと諍いになる。
- 海希の父 - CV:?
- 喫茶店を経営する寡黙な男性。喫茶店に集まる主人公グループを見守り、ときにそっとアシストする。立ち絵はないが存在感の際立つキャラクターである。
主題歌
主なスタッフ
- 企画:戯画、大地こねこ
- 原画・キャラクターデザイン:うみこ
- シナリオ:大地こねこ、冬野どんぶく
- 背景技術:藤田、わいっしゅ、PINE JAM
- 音楽:えびかれー伯爵
- デザインワーク:shotaro ichinose
- ムービー:Syamo
- ディレクター:大地こねこ、ハルP(NEXD)
関連動画
関連項目
外部リンク
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