アグリコラとは
- Agricola:ラテン語で農家を意味する単語。
- Agricola:ローマ人の氏名の一つ。グナエウス・ユリウス・アグリコラ(Gnaeus Julius Agricola)
- 2の伝記。タキトゥスの著作。
- ボードゲームのひとつである。1~5人用。Lookout Games社によって2007年に発表された。ゲームデザイナはUwe Rosenberg氏。本稿で説明する。
ゲームの目的
一定時間(14ラウンド)経過後、一番良い感じに農場を大きくしたプレイヤーの勝ち。
ゲームの概要(大体のルール)
最初にプレイヤーは人のコマを2つと家のタイルを2つ農場に置く。プレイヤーはアクションを選ぶことによって農場に建物を建てたり畑を広げたりしていく。
ゲームの進行
場に公開されているアクションの位置へ、未使用の人のコマを置くことによって、そのアクションを実行することができる。プレイヤーがアクションをひとつ選ぶたびに次のプレイヤーに手番が移る。次のプレイヤーはまだコマの乗っていないアクションの位置を1つ選びコマを置き、そのアクションを実行する。以後、同様に全員が全てのコマを使い終わるまで繰り返す。
全員が全てのコマを使い終わることでラウンドが終了する。つまり、最初(1ラウンド目)の状態では各プレイヤーは2回アクションを行う事ができる。
14ラウンド終了した時点でゲームの勝敗を決める。
ラウンドの進行
各ラウンドの開始前に、伏せてある山札からラウンドアクションカードをめくり表にして場に置く。このカードにはアクションが書かれてあるので、ラウンドが進むたびにプレイヤーが選ぶことのできるアクションの位置が増えていく。(つまり、最後の14ラウンド目にはゲーム開始直後と比較してアクション選択場所が14ヶ所増えることになる)
決められたラウンド(4, 7, 9, 11, 13, 14ラウンド)の終了時には収穫フェイズが始まる。
収穫フェイズの進行
以下の手順が行われる。
アクションの例
こんな感じのアクションがあります。
- 家を大きくする(家の大きさを超えて家族を増やすことができないために必要)
- 食料を得る
- 次のラウンドのスタートプレーヤーになる
- 厩を建てる
- 柵で農場を囲う(囲んだ場所に家畜を配置することができます)
- 小麦を得る
- 野菜を得る
- 羊を得る
- 猪を得る
- 牛を得る
- 木を得る
- 石を得る
- 葦を得る
- 煉瓦を得る
- 畑を耕す(新たに畑タイルを1枚配置する)
- 小麦・野菜を畑に植える
- パンを焼く(可能なら、任意の量の小麦を食料に変換できる)
- 家族を増やす(家が十分増築されていれば)
- 大きな進歩を行う(全10種類から1つを選ぶ。必要なコスト(煉瓦や石など)を支払う必要がある)。大きな進歩によってパンが焼けるようになったり野菜や家畜などを食料に換えられるようになる。
- 小さな進歩を行う(コストを支払うことによって、ゲーム開始時に得た7枚の小さな進歩カードを使う事ができる。小さな進歩の効果は様々)
- 職業を場に出す(コスト(主に食料)を得ることによって、ゲーム開始時に得た職業カードを使う事ができる。職業の効果も様々)。
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関連項目
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