アラメダとは、「遊歩道」などを意味するスペイン語。英語にも外来語として定着しており、スペインやアメリカ、カナダに見られる地名。道路や公園、会社などの名前にも用いられる。
ここでは、ディスカバリーチャンネルで放映される人気テレビ番組『怪しい伝説』に登場する地名について説明する。
概要
『怪しい伝説(原題:Mythbusters)』で御馴染みの第3スタジオ、実験場アラメダ。閉鎖された広大な海軍航空基地の滑走路で、ボートを衝突させたり、毎回のごとく派手に爆発系の実験をしたりする場所である。
アメリカの地名としてのアラメダはいくつかあるが、ここで紹介するのはオークランドの南、サンフランシスコ湾に浮かぶアラメダ島を中心に発展し、オークランドの衛星都市のひとつとなっているアラメダ市。島の西半分には閉鎖された海軍基地(Alameda NAS)があり、埠頭にはモスボール状態の高速戦闘支援艦や、太平洋戦争中に活躍したエセックス級CV-12ホーネット(南太平洋海戦で戦没したものとは別。B-25によるドーリットル空襲を行ったのはヨークタウン級CV-8ホーネット)が記念艦として公開されている。
番組でよく衝突実験などが行われるのは、この閉鎖されたアラメダ基地に残る広大な滑走路。その他にも室内実験などに使っているバンカー(Open Space)や、ローマ軍の船を浮かべた埠頭もやはりここにある。ちなみに、爆破実験に使っているアラメダ郡爆破物処理場は市内にはなく、基地から直線距離で40km以上離れたダブリン郊外にある。
そして、こちらもよくお世話になっているのが隣のサンジョセ郡マウンテン・ビューにあるNASAエイムズ研究センター。ここも元は空軍基地だったモフェット・フィールドの一角で、Googleが社有機を駐機する為に私物化して政治問題になった場所でもある。
関連項目
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