概要
効果モンスター/星1/水属性/水族/攻 500/守 2000
自分フィールド上に存在するモンスター1体を生け贄に捧げる。
自分のデッキから「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
「ガエル」と名のついたモンスターは戦闘によって破壊されない。
名前通り、フィールドのモンスターを「ガエル」に入れ替える効果を持つ。
問題は、この入れ替え効果が回数制限を持たないことである。
フィールド上にこのモンスターと何かしらリリース可能なモンスターが並んでしまえば、1ターンで大量の「ガエル」を墓地に送ることが可能になるのである。
遊戯王OCGにおいては墓地のカードが充実することはそれだけでもアドバンテージとして働くことが多いのだが、こと《粋カエル》を擁する「ガエル」においてはそれがすさまじいシナジーを発揮した。
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 100/守2000
このカードのカード名は、
フィールド上に表側表示で存在する限り「デスガエル」として扱う。
また、自分の墓地の「ガエル」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはシンクロ素材にできない。
すなわち、イレカエルで墓地に送った「ガエル」の数だけ、粋カエルを蘇生させることが可能なのである。
このカードが発売された後、モンスターをリリースすることで相手にダメージを与える《マスドライバー》により、相手のライフを一気に削りきる1ターンキルデッキが登場した。
このコンボは
手札に《マスドライバー》+《イレカエル》と何らかのモンスターをフィールドに並べる方法
を用意すれば即成立する。《イレカエル》のステータスが恵まれていることも相まって、当時のカードプールでもそれほど難しくない条件であり、先攻1ターンキルもまま発生した。
そして、2010年、このコンボギミックを絡めた「ガエル」デッキは世界大会において優勝を果たした。
その直後、《イレカエル》は無制限カードからいきなりの禁止カード入りとなる。
その後、このカードのリメイク版と思われる《サシカエル》というカードが登場している。
ちなみに、2010年世界大会で優勝したパナマのプレイヤーは、2011年でも世界大会でベスト4入りしている。
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