この記事作成者はロシア政府機関に監視されています。 |
ウラジーミル・プーチンとは、大和田秀樹により近代麻雀オリジナル(2009年5月号以降は近代麻雀誌上)で不定期連載されている漫画『ムダヅモ無き改革』に登場する灰色の枢機卿である。
概要
原作初登場時の肩書きはロシア連邦大統領であるが、後に、時系列を考慮して「元大統領」の「首相」となった。
ただし、実際の出来事や人物とは、あまり関係は無い事を明記すると同時に、大統領以前の略歴に関する記述を避ける事で、記事作成者は自身の保身としたいと思う。
(この事に意義のある方は・・・お好きになされると宜しいが、そう簡単に命は投げ捨てるものじゃないと思うんだ。)
柔術とコマンドサンボの達人であり、その身のこなし、瞬発力と速攻能力には定評がある。
首脳会談(という名の闘牌)においては、速攻と、それを活かした心理戦に長ける。
また、数々の犠牲の上に現在の国体がある事を理解しており、その犠牲に報いる為に心血を注ぐ、
まさに理想的な国家指導者であると言える。
登場初期は年相応の外見をしていたが、登場する度に何故かどんどん若返ってイケメン化が進み、
今ではKGB時代の若かりし頃と比較しても、髪型以外ほとんど代っていないほどイケメン青年化している。
雀士、勝負師としての潔さも同時に併せ持ち、イカサマに関して、自身が指摘できなかった、
現場を押さえられなかった等の場合、それに対し、愚痴を零すことも、悔恨する事も無い。
特筆すべき彼の持ち技は、3つ。
- コルホーズリーチ
作中では「カベを作ってアタリ牌を絞り出す技」と紹介されている。
麻雀には同種類の牌が4枚使用されるが、“カベ”とは、捨て牌やポン等の鳴き(、加えて自分の手牌)によって、ある種類の牌が4枚とも見えている状態を指す。カベとなっている牌がある場合、その周辺に、切っても比較的安全な牌ができる※1。
コルホーズリーチの場合、1巡目などかなり早い手巡でカベを作り、そのときの「比較的安全な牌」を当たり牌としてリーチを掛ける。巡目が早いということは当然、現物が無い、若しくは現物が限りなく少ない状態が発生し、その「比較的安全な牌」が出易くなる。
それを狙い撃つのがコルホーズリーチであるが、その真髄は「安全牌が危険なら危険牌が逆に安全」という錯覚に相手を陥らせることにある。
かつてKGB工作員であったプーチンの一面をよく表す技である。 - バルチックフリート(連続槓によるドラ上乗せ)
コルホーズリーチは、ウラジーミル・プーチンの素早い身のこなしによって齎されるものであるが、
速攻を重視する為、どうしても手が安くなりがちである。
その安くなりがちな手を補強するのが、このバルチックフリートである。
全自動卓を使用する、この漫画において積み込みは一部の人間※2を除いて不可能である。
だが、プーチンは、積み込みをする事無く、槓ドラ全てが同一牌という豪運を見せ付ける。 - 純正九蓮宝燈(シベリアンエクスプレス)
前述した2種類の業は、プーチンの豪運と素早い身のこなしから生み出された技である。
但し、この技に関しては、態々ツンドラの大地の上に築かれたロシアという国家を象徴する技である。
祖国の未来の為に全てを投げ打った側近、メドベージェフの犠牲に対し、最大限に報いた技であり、
それはロシアという国家の歴史と、それを支え続けてきた国民に対するプーチンの回答に他ならない。
注釈
※1:例えば六萬が4枚見えている場合、七・八萬が比較的安全牌となる。
この場合、良形(当たり牌の数が多い)の待ちである
「六・七萬で五・八萬の両面待ち」「五・六萬で四・七萬の両面待ち」という形が不可能になり、
七・八萬が当たり牌となるのは必然的に愚形(当たり牌が少ない)になる。
他の判断材料がない場合、「良形の待ちになり得ない牌」と「良形の待ちになり得る牌」では
当然後者のほうが危険なため、前者のほうが比較的安全、ということになる。
※2:全自動卓における積み込みが可能な人物は、作中では以下の2名。
ハンス・ルーデル(ムダヅモ無き改革)
オットー・スコルツェニー(ムダヅモ無き改革)
・・・でも、ルーデルさんなら実在の方でも可能かもしんない。
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