エルダードラゴン(Elder Dragon)とは、以下のいずれかを指す言葉である。
- 「エルダー(年長の、高齢の)ドラゴン」という名の通り、年を経て成長したドラゴンという位置付けの種族。多くのファンタジー作品やRPGなどにおいて、強大な敵、あるいは重要なポジションのキャラクターとして描かれることが多い。
- 「マジック:ザ・ギャザリング」に登場するドラゴン族。全ドラゴン族たちの源流。
- 「ソード・ワールド」および「ソード・ワールド2.0」に登場する幻獣。いずれの作品においても最強クラスの強さを持っており、特に2.0のものについては小神に匹敵する強さをもつ。
- 「世界樹の迷宮III 星海の来訪者」に登場するモンスター。大航海クエストに登場する竜の神。
- 「ドラゴンズドグマオンライン」に登場するモンスター。竜の巣に棲まう爆炎の大竜。
- 「ファイナルファンタジー」シリーズに登場するモンスター。ボスモンスターとして登場する。
- 「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するモンスター。背中から木を生やした珍しいタイプのドラゴン。本記事で解説する。
概要
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「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」が初出となるモンスター。2ndパッケージで追加されたエリア・レンダーシアに登場する。
高レベル帯のフィールドを闊歩するドラゴン系モンスターで、背中からコケや木が生えているという一風変わった外見をしている(というか、木の根が身体を突き破っているように見えるが…)。体色は青色。
下位種には「フォレストドラゴ」が、ボスモンスターとして「ヴォルカドラゴン」が存在する。
背中の木は、まめちしきの記載によるとハーブであるらしく、そこになっている果実を食べることで自身のテンションを一気に3段階上昇(次の一撃のダメージが約2.5倍化)させる「きあいの果実」という技を使用する。
また、その長い首と重く頑丈そうなアゴをハンマーのようにして地面に叩きつける「たたきつぶし」という大技を繰り出し、自身の正面範囲へ200超の大ダメージ+ふっとばし効果(一定時間地面にダウンさせて動けなくさせる)を与えてくる。技の発生スピードが早く、発動を見てから避けることがほぼ不可能であるため、前衛たちがまとめてこの技でふっとばされてダウンし、そのまま前線が突破されてしまうという危機的状況がよく見られる。さらに、前述の「きあいの果実」がこれに乗っているとダメージが500超にまで跳ね上がるため、一撃でパーティー壊滅もありうる。後衛はできるだけ前衛から距離をあけて巻き添えを防ぐとともに、職業が賢者であれば「零の洗礼」を使用して「きあいの果実」の効果をこまめに消しておくのが望ましい。
なお、これら攻撃のほかにも「こごえるふぶき」という氷のブレスを吐いてくるが、こちらはさほど強力な攻撃ではない。それでも「きあいの果実」のテンションアップが乗っていれば大ダメージとなるため油断は禁物である。
同族
- フォレストドラゴ
- 緑色の体色をした下位種。エルダードラゴンとは異なり「きあいの果実」は使用せず、かわりに、背中の木の葉を食べることで自身のHPを回復させる「いやしの葉っぱ」を使用する。
- ヴォルカドラゴン
- スキルマスターによるスキル上限解放クエストのボスモンスターとして登場する。体色は赤色。こちらもフォレストドラゴ同様に「きあいの果実」は使用しないが、かわりにみかわし率を大幅にアップさせる「みかわし草」や自身のMPを回復させる「魔力の葉っぱ」を使用する。また、ベホマの呪文を使用してHPを回復することがあり、前述の「みかわし草」を事前に使われているとそれを中断させる攻撃が当たらなくなるため厄介である。
関連静画
関連項目
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