カイオウ単語

58件
カイオウ
1.9千文字の記事
  • 1
  • 0pt
掲示板へ

カイオウとは、漫画北斗の拳」の登場人物である。

ラオウサウザーの両方の要素を持ったキャラクター

概要

北斗琉拳最強の伝承者。修羅の国現在中国に当たる)にて生まれ、さらにラオウトキサヤカを持つ。幼少期に伝承者ジュウケイの養子となる。その際にヒョウハンの義にもなる。

カイオウ自身も類稀なる拳法の才を持ち高い実を示していたが、北斗であるヒョウを立てるために、ヒョウよりも弱いふりをすることを余儀なくされる。それに加えジュウケイから虐待をされたことが重なり、性格が歪み愛より悪のほうがいいという価値観になっていく。

北斗琉拳の性質上、魔闘気が溢れ出てしまうため、それを防ぐためにダースベーダーのように全身を仮面で覆っていると表向きはされているが、実はそんなことをしなくても自コントロール出来るほど魔闘気を極めていたため、実際はあまり関係はない。本当の理由はラオウと酷似した自分の容姿を隠すことで、ラオウ伝説の説得を高めるためにつけていた。また、ラオウ伝説を広めた本人でもあり、自作自演だった。

初戦ではリンを誘拐し、それを追ってきたケンシロウシャチと対峙。ラオウ以上にケンシロウフルボッコにし磔にするが、それをシャチに妨される。シャチを攻撃し始めるが、途中で海賊乱入。硫などを使いケンシロウに代わり一杯食わされるが、やはりカイオウのほうが上手であり、全滅させる。その隙に逃亡したシャチケンシロウを追い、シャチDVするが、ケンシロウ覚醒し、闘気のオーラだけで圧倒される。結果、相討ちの形になってしまい、ケンシロウシャチの逃亡を許してしまった。

そこで今度はヒョウケンシロウにぶつけようと考え、実妹であるサヤカを殺ヒョウ闇堕ちさせ、ケンシロウサヤカだとをつく。それによりヒョウケンシロウにぶつけることには成功したが、和解してしまったため失敗。その和解シャチが関わっていたため、シャチを倒すために泰殿で待ちせする。

シャチDVするが、女人像がシャチを貸したことで意外と苦戦。シャチに逆に圧倒されるが何とか頭突きで止めをさした。そして、女人像のの理由がであることが分かると、愛より悪のほうが強いことを明するため、敢えて女人像の封印をケンシロウに解かせるために黙認。その女人像のを得たケンシロウと闘うことを決意する。

再戦ではケンシロウと互の勝負を繰り広げる。硫摩煙だらけのケンシロウを落とし、それに苦しんでいるケンシロウ一方的に殴るなど卑劣な戦いをし一時的に優勢になるが、ケンシロウのほうが上手であり、安騫孔で体力による状態異常も全快されカイオウが劣勢になる。戦闘中、自身が北斗の血であることが分かるが、時は既に遅し。罪を犯しすぎたためケンシロウに倒されるしかなくなっており、北斗の受け身により攻撃を全て完封され、圧倒される。

最期はサウザーのように上から苦し紛れのジャンプをするが、ケンシロウの拳の前に敗北心したが全て手遅れであり、一足先に事切れたヒョウを抱きながら溶岩に沈んでいった。ラオウとは逆に後悔を残しながら地に逝去する形となった。

カイオウの技

カイオウが使用した北斗琉拳の技・義を記述する。


  • カイオウの基本技。大量の魔闘気により重力間を作ることで敵を防備にさせ、一方的に攻撃できる状況を作る。カイオウの技の中でも最も厄介初見殺しの技。
  • 霏破
    魔闘気を手に集めて前方に放つ。
  • 凄妙弾
    ケンシロウによれば北斗の拳とのことだが、経絡破孔を突いているため本当に北斗の拳なのかは不明。カイオウ版の北斗百裂拳
  • 秘孔・死環
    義ではないが、原作でもストーリーに関わった技であるので記載する。
    ちょうど首の辺りに存在する、「突かれたものは記憶がなくなり、最初に見た人間を必ずす」と言う破孔。
  • 呼頸虚塞
    首の辺りの破孔をつくことで発動。息を止めたまま活動可になる技。を体内に入れずに戦える。破るためには首辺りにある針孔サイズリセットボタン?)の小さな秘孔をつく必要があり、ケンシロウにはここを髪の毛を刺されたことで効化され形勢逆転を許す切っ掛けになった。
  • 北斗逆死葬
    北斗神拳の動きを妨するために配置された障害物。厳密には技ではなくであるが便宜上追記北斗七星の形に障害物を並べることで、北斗神拳伝承者が戦いにくい戦場にし、有利にする。

歴代担当声優

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 1
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

天外魔境II (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: crow
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

カイオウ

15 ななしのよっしん
2023/11/20(月) 20:24:07 ID: jHxvLMXGUL
ジュウケイはよくかれるが、実はカイオウへの不遇は北斗の立場上のものであって、ジュウケイ個人の思惑によるものではないと擁護してみる

カイオウジュウケイ個人よりかは北斗を憎んでいた
むしろカイオウからすると個人としてのジュウケイ北斗琉拳という武器を与えてくれた恩人であると言える

さらにやってはいけない北斗琉拳伝承こそがジュウケイからのカイオウへの罪滅ぼしであり、本心では北斗に対して反抗したかったのでは?と言えなくもない
👍
高評価
0
👎
低評価
0
16 ななしのよっしん
2024/02/12(月) 23:36:33 ID: BDAPMsKCyF
ハン修羅の国の原案をカイオウに提出して、その原案を見たカイオウがこれはラオウ伝説に使えると考えて採用、それで修羅の国完成したという感じか。

そしてボロシステムだの男子生存率1%だのはハンが考えたシステムなので、ハンの地域にしかない的な。

カイオウは、ラオウをおびき寄せるために考案者であるハンを利用して、それを看板に周辺地域にアピールしてただけで、本人達はそこまで修羅の国を運用するやる気はなかったのかも。
👍
高評価
1
👎
低評価
0
17 ななしのよっしん
2024/02/12(月) 23:42:59 ID: BDAPMsKCyF
カイオウの配下に修羅がいるのは、カイオウの中にハンに対しての仲間意識が残ってたから。
自分の部下にも修羅を名乗らせてた(もしくはハンの部下から貰ってた)のかもしれない。

ヒョウを自分の部下にしてるくらいなので(本来は殺したいほど憎い相手のヒョウを)、ハンに対しての仲間意識が意識にあったのだとしてもおかしくはない。
👍
高評価
1
👎
低評価
0
18 ななしのよっしん
2024/02/25(日) 12:41:36 ID: BDAPMsKCyF
アニメだとややこしくなってるけど、ケンシロウカイオウに勝てた理由って要するに

北斗琉拳ハンとの戦闘で見切った
魔闘気→カイオウとの初戦で見切った
北斗の拳→ヒョウとの戦闘で見切り、女人像から受け身を教わった

という解釈でいいんだよな
👍
高評価
1
👎
低評価
0
19 ななしのよっしん
2024/03/27(水) 14:29:53 ID: BDAPMsKCyF
カイオウテーマアニメ版はただ怖いだけだが、真・北斗無双版はカイオウの悲しみを凄く感じられて好き。

アニメ化するそうだが、真・北斗無双のようなカイオウに溢れたBGMにしてほしい。
👍
高評価
1
👎
低評価
0
20 ななしのよっしん
2024/04/09(火) 12:04:05 ID: O4A8bVude+
幽遊白書の武威がカイオウパロディキャラだと今の今まで気づかなかった
教えてくれた人ありがとう
👍
高評価
1
👎
低評価
0
21 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 22:24:08 ID: BDAPMsKCyF
カイオウ北斗の拳も使えるから、もしもケンシロウが女人像のところで北斗の拳を習得してなかったら、カイオウに殺されてた可性はあると思う。

ヒョウの時もシャチの介入がないと相討ちになっていた状況だったので、カイオウに本当に殺されてたかもしれん。

ハンヒョウも基本的にケンシロウに押されていたのに対し、カイオウだけは拳盗捨断で拳を使えなくされるまでほぼ互だったわけで、やはりカイオウだけ別格の実者。
👍
高評価
1
👎
低評価
0
22 ななしのよっしん
2024/04/29(月) 16:21:18 ID: F8eSSXowHa
ボロクソに言われてるけど最後は逆死葬とか策を弄しながらも正々堂々と戦って途中まで互だったしそこまで小物に見えない
ケンさんも初戦は無想転生破られて結果的に泣きの一回貰った形になったわけだし逆死葬を攻略(カイオウカウンター&自分は回復)したのも彼なりの思いやりなのかもしれない(この戦闘中やたら気遣ってたし)
👍
高評価
1
👎
低評価
0
23 ななしのよっしん
2024/05/11(土) 15:25:38 ID: jHxvLMXGUL
倒さねばならない相手というより救わなければならない相手みたいになったのが小物臭を醸す原因になっているわ
カイオウキャラ造形は良いのにエピソードや周囲のキャラカイオウを上手いこと活かしきれなかった印があるわ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
24 ななしのよっしん
2024/05/11(土) 15:29:27 ID: jHxvLMXGUL
ラオウ最強の強敵、ボルゲ最強モヒカンなら、カイオウカーネルジャギアミバ系統の最強に向かってほしかったわ

性は小物だったり同情の余地はなくてもそれでもケンシロウに匹敵する強さを持ち合わせているとか

👍
高評価
0
👎
低評価
0