サヴァン症候群(サバン症候群)とは、知的障碍者のうち、その障害とは対照的に何らかの才能を示すこと。サヴァン(サバン)
概要
知的障害のある人が、その障害とは裏腹に、数学、記憶力、芸術などのある分野において異常に高い才能、能力を示すこと。略して「サヴァン」とも単に呼ばれる。
例えば、膨大な量の情報を一瞬で暗記することが出来るとか、一度見たものを忘れないだとか、ものすごい芸術的な作品を作るとか、数学的なセンスが異常に高いなど、ある分野に対してものすごい能力を示すのである。
原因は分かっていない。著名人や歴史上の人物にもこれではないかと言われている人または正式にそう診断され、その分野で活躍している人もいる。
1988年の映画「レインマン」で知名度が上がり、創作などでもサヴァン症候群のキャラクターもしくは正式にそのような設定はないがそうではないかと言われるようなキャラクターが登場したり、ドラマの題材になったりした。例えば1996年のドラマ「ピュア」は、ジミー大西がもし女性だったら、という空想から着想を得たという、サヴァン症候群の女性の芸術家を主人公としたドラマである。
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