シド・ポレンディーナとは、ゲーム『ファイナルファンタジーIV』に登場する技師である。
この記事ではFF4のシドを扱っています。 同シリーズの別人についてはシド(ファイナルファンタジー)、 シリーズ外の別人や固有名詞についてはシドの記事を参照してください。 |
概要
飛空艇を開発したバロンの技師。弟子も巻き込んで仕事に打ち込んでおり、家に帰って来ないと娘に文句を言われている。妻とは既に死別。セシル、ローザ、カインとは自分の子ども同然に接してきた。
自分が作った飛空艇が侵略のために使われていることを気にしている。
能力
主にハンマーを装備して戦う前衛職。強いて他のシリーズに登場するジョブと比較するなら、FF3のバイキングが近い。
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- MP消費なしのライブラ。使われない。
DS版では全体にかかるがやっぱり使用頻度は低い。 - かいぞう
- DS版で加わった新しいアビリティ。アイテムを消費して武器に属性を付与する。適切な場面であれば有効なのだが……
ストーリーでの活躍
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
セシルたちがバロン王になりすましていたカイナッツォを倒すと、幽閉されていたシドもかけつけてパーティに合流する。が、その直後にカイナッツォの罠を止めるためにパロムとポロムが犠牲になり、テラとヤンを合わせた4人でじじいイケメンハゲじじいという伝説のパーティーが結成される。
テラとはじじい同士何かと張り合うが、彼がゴルベーザとの戦いでメテオを使い力尽きたときは誰よりも悲しんだ。これ以降、フースーヤを例外とすればシドがセシル一行の最年長ということになる。
シドの加入によって高速飛空艇エンタープライズ号が使えるようになり、行動範囲が大幅に広がる。だが寄り道をしなかった場合、エンタープライズを乗り回す期間はそう長くなく、地底世界に入るとすぐにドワーフ軍とゴルベーザとの砲撃戦に巻き込まれてしまいエンタープライズが故障する。そしてこれを修理するためにシドはパーティを離脱してしまう。
その後バブイルの塔に潜入したセシルたちが帰り際にゴルベーザの罠で落とされそうになったところで、修復を終えたエンタープライズとともに駆けつける。だが改造された赤い翼が追いかけてきてピンチに。そこでシドが取った策は、なんと自ら爆弾を抱えて飛び降りて地底と地上をつなぐ穴を塞いでしまうというものだった。
大見得を切ったシドの自爆により脱出に成功するが、どう見ても彼が犠牲になってしまった状況にセシル・ローザ・カインそしてリディアは悲しむ。
ところがどっこい。バブイルの塔を通って再び地底世界にやってきた一行が再びドワーフ城に行くと、救護室でシドがぴんぴんしている!どうやってあの大爆発を生き延びていたのかとか、もはや考えたら負け。大怪我をものともせずにエッジたちが奪い取ってきた飛空艇ファルコン号を耐熱改造してくれる。さらにストーリーが進むと、今度はファルコン号の先端にドリルを付けるという荒技で、自分が一度塞いだ地上への道を再度切り開く。
バブイルの巨人が起動したときには飛空艇団を率いて動きを抑え、セシルたちの潜入にも協力する。最後の戦いに際してはミシディアの長老たちと共にみなの帰還を祈った。
ジ・アフター
ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-では完全な「おじいちゃん」[1]になっており、孫もいるのだが、まだまだ現役。ドワーフの姫ルカが彼に弟子入りしていて、二人でさまざまな兵器を開発し戦いを支える。
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関連項目
脚注
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