ショフトとはショートとレフトの合成語であり、就任者は鳥谷敬。
概要
鳥谷は普段はショートを守ってるのだが、2010年のペナントレース序盤、レフトを守っている金本知憲の右肩の状態が悪く、送球もままならない為に鳥谷が金本の近くまで走る状況が多々あったため、皮肉を込めてショフトと呼ばれた。
当然守備の負担が増えるので鳥谷は打撃成績も不調になっていた。(それでも金本より打率は上)
解除
2010年4月18日、前日の送球ミスで限界を悟り金本がスタメンを退いた結果、鳥谷はショフトを解除され、打撃の調子も上昇した…
が、代わりにレフトに入った葛城育郎、狩野恵輔、桜井広大、林威助らはレフトに不慣れ。藤川俊介は打撃がよくないため8番、9番での起用が主となった。5月24日以後はレフトが本職のマット・マートンが時折スタメンでレフトを守るようになる。藤川俊介、マット・マートンがレフトに入る日は虎党もさぞ安心して見ていられたことだろう。
再開
同年7月16日に金本がスタメン復帰したが、鳥谷も慣れたのか打撃へ悪影響は出ず、むしろどんどん調子を上げ、8月には球団月間安打数新記録となる43安打で月間MVPを獲得。最終的にシーズン.301、104打点の好成績を残した。
上には上がいる
2003年の横浜ベイスターズには、セカンド村田修一、サード古木克明、レフト鈴木尚典という、怪我が無くとも常時回りの守備が頼りなかった中でショートを守った石井琢朗がいた。ロッテには、初芝清をサードベース付近に固定させ自ら広範囲で動き回った、「小坂ゾーン」でおなじみの小坂誠がいた。
本当のショフト?
内野5人シフトでは、外野に内野が本職の選手を入れてショートの辺りを守らせることが多い。
レフトに入っている選手がショートを守るのなら、これこそ本当の意味でショフトなのではないかという意見もある。
この場合、広島の木村昇吾や小窪哲也が該当する。 → ブラウンシフト
関連動画
関連項目
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