ジリ貧とは
次第に状況が悪くなること。
「じりじりと貧しくなること」の略語。
概要
短時間ではなく長期的に精神力を削ってくる上に救済措置がないなど、かなり嫌らしい。
「何とかなる」と「まだまだこれから」その本人だけが気付いてない場合もある。
人間(体力・精神力)、優秀な人材、資金、資材、弾薬、燃料、兵器、水、食料、時間
…などが刻一刻とすり減っていき、いずれは自爆してしまう。
利益どころか借金赤字が増えるだけといった悪循環、負のスパイラルに陥っている状況もある。
一定時間を凌げば勝利、ターン終了後に一定のポイントや補給の得られるタワーディフェンスゲームならまだしも、現実における行動や目標達成やビジネス、家計のやりくり、戦闘などはうまく行かなければこれになりがち。
いきなり正義のヒーローが助けてくれたり、大企業の目に留まって多額の融資を受けられる
…なんてそんなうまい話はない。
例
- 家計など様々な出費が増えたり浪費・無駄遣いによって預金を切り崩す。
- 店の経営が思うように行かずワンオペで預金も底を突き始めているが、辞めるにやめられない。
- 社長・幹部が高圧的なクソ企業なので、優秀な社員が見限って辞めていき仕事が成り立たない。
- 大勢の敵に囲まれ、優秀な兵士であっても多勢に無勢でひとりまた一人と仲間が倒れていく。
- 機材や兵器が壊れるので部品取りのニコイチ(共食い整備)で騙し騙し稼働させているが、絶対数が減っていく。
また追放系の漫画作品の一部。
「優秀な人材を冷遇・追放したらこうなる」という意味では好例かもしれない。
ジリ貧どころか短時間でやられてしまう場合もある。
対策
ジリ貧になってしまうと精神的にも辛いため、十分な事前対策が必要となる。
- 十分な猶予や予算・知識・情報を持つ。
- 無駄を省く、無駄を探す、使っていない余計な契約がないか見直す。(携帯電話契約など)
- 優秀な人材などを雇う。ケチって安く済ませようとすると定着せず離職されてしまう。
- 広告CM、集客に繋がる動画やSNSを発信する。逆転の発想などのアイデア・センスも必要。
- 変なプライドを持たずに傷が浅いうちに撤退する。
- その経営・技術に詳しい専門家などに助言を受ける。有料だが。
- 利益や必要資金、光熱費、現在状況など、一日に最低限必要な利益などを今一度計算する。
現実「要するに俺を見ろ」 - 戦闘においては、十分な敵情偵察や早期警戒、火力支援の権限・準備、複数の撤退手段ルートの確保など。
ジリ貧になってしまった=悲惨な末路確定ではないし立て直せる場合もある。ただし多くはジリ貧の脱却にお金がかかる手段も多いし、ありきたりでない奇抜なアイデアがないと難しいかもしれない。効果的な策も無く、根性論で解決するなら誰も苦労はしない。
現実「要するに俺を見ろ」(大事な事なので2度言いました)
関連項目
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