スプートニク(Спутник)とは、
スプートニク計画
スプートニク1号
ソビエト連邦が1957年10月4日に国際地球観測年に合わせて打ち上げた世界初の人工衛星。カザフ・ソビエト社会主義共和国(現在のカザフスタン共和国)のバイコヌール宇宙基地からR-7ロケットによって打ち上げられた。
球体の本体から四本のアンテナが斜めに飛び出た構造で、電池に繋がれた送信機から電波が出るだけの簡単な構造だった。この電波を使って電離層の観測が行われた。
打ち上げから92日後の1958年1月4日に大気圏に再突入し、消滅した。
スプートニクショック
ソ連に初の人工衛星打ち上げを越されたアメリカでは軍事技術分野においてソ連に劣勢なのではという憶測が広まった。アメリカが1957年12月6日に初の人工衛星として試みたヴァンガードTV3の打ち上げがTVによってライブ中継されるなかで爆発事故を起こしたことも拍車をかけた。
このことからアメリカでは理系教育やロケット・ミサイルの開発に巨額の投資が行われるようになった。
スプートニク2号
ソビエト連邦が1957年11月3日に打ち上げた人工衛星。犬(名前はライカともクドリャフカとも)が一匹乗せられていた。
打ち上げから162日後の1958年4月14日に大気圏に再突入し消滅したが中の犬はそれより先に死亡した。
関連静画
関連項目
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