ナオミ・フリューゲル単語

『紅き閃光』という異名を持つゾイドウォーリアー。独自のカラーリングとチューニングを施したガンスナイパーに搭乗する。姉御肌でさっぱりした性格の美女。乗機のガンスナイパーに強いこだわりがあるらしく、リノン・トロスが後に超重砲撃型ガンスナイパー（という名のヒロイン）に乗り換えた際にはそのゴテゴテっぷりに嫌悪感を露わにし、『邪道』と称した。

チーム・フリューゲルというゾイドバトルチームのリーダーだが、メンバーはナオミただ一人。そのため団体戦の際には「その辺で引っかけたゾイドに乗れるという程度の素人（女性限定？）」を、通常仕様のガンスナイパーに搭乗させて頭数を合わせるという方法を取る。

ガンスナイパーの特性を最大限生かした狙撃戦を得意とし、通称リボルバーデュエルと呼ばれるルール下においてその実力を最大限に発揮する。チーム・ブリッツとのアニメ内での初対戦時にはリノンのディバイソン、及びチーム・フリューゲル素人メンバーの動きに気を取られたバラッド・ハンターのコマンドウルフを続けざまに撃破。さらにビット・クラウドの搭乗するライガーゼロへ向けて狙撃を行おうとするが、出鱈目走行でこれを回避するビットとライガーゼロの前に照準を定めることが出来ず、陣取っていた崖から転落。態勢を立て直そうとするもライガーゼロに肉薄され、惜しくも敗れてしまう。

その後、紆余曲折あり元チーム・ブリッツのエース、レオン・トロスをチームに迎えてチーム・ブリッツと再戦。リノンの乗るガンスナイパーを撃破した。

ロイヤルカップではバラッド・ハンターからヘッドハントを賭けた一騎打ちを申し込まれ、これを受諾。得意の狙撃戦に持ち込みにくいルール下でありながら善戦するが、バラッドのシャドーフォックスによる射撃がジャッジカプセルの一部を貫通して背後にいたナオミのガンスナイパーを直撃し、戦闘不能となった。その後はレオン・トロス、ジャック・シスコらと共にビットのロイヤルカップの優勝を見届けた。