ニック司祭とは、進撃の巨人の登場人物である。アニメのCVは麻生智久。
概要
進撃の巨人の作中に登場する宗教団体「ウォール教」の司祭。身長192cm、体重72kg。信仰心が大変強く、いかなる理由であっても壁に手を加えることに反対している。
過去に酒に溺れて家族と別れることになり、救いを求めてウォール教に入信した。その後は、巨人化したエレンの処遇を決める特別兵法会議においてもエレンの即刻死刑を求め、破壊された壁を埋め固めることを提案した商会関係者を一喝した。その後、女型の巨人がストヘス区で出現した際、教会の建物を破壊され呆然とする姿が描かれた。女型の巨人が逃亡中にあけた壁の破壊箇所から巨人が見つかると、すぐに覆い隠すようハンジ・ゾエらに指示した。
調査兵団関係者に壁の秘密について問われても一切の説明を拒否した。死んだ団員を侮辱された様に感じたハンジに胸ぐらをつかまれ壁から突き落とされそうになったが、死んでも一切の供述を拒否すると宣言するなど尋常でない覚悟を見せた。(ただし、ある人物が秘密を明かすことを決めれば話すと約束した。)
調査兵団に身柄を匿われ兵舎内に身を隠していたが、中央第一憲兵団のジェル・サネスとラルフに苛烈な拷問を受け死亡した。リヴァイ兵長曰く「あいつはバカだったとは思うが 自分の信じるものを最後まで曲げることはなかった」らしい。彼の見立てでは最期まで秘密を話さなかっただろうとのこと。ニック司祭に対し当初は怒りを見せたハンジも、彼の死にはショックを受けたようである。
なおアニメでシーズン1が放送されると、登場回数が少ないキャラではあるが、ニコニコ動画内においてはMMDのモデルが作られた。彼が一喝した商会関係者(豚野郎)とセットで登場することが多い。
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