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要は愛ですよね。
人間が何か行動するにあたって、性欲ってでっかいって俺思ってんだ。
でも俺が描きたかったのは、性欲の向こう側。
性欲ってものがなくなって、そこにあたかも結晶のように残るもの。
それが愛だろうということ。
バキ特別編 SAGA[性]とは、板垣恵介による漫画である。全一巻。
概要
『バキ』第127話と第131話の間に入る、範馬刃牙と松本梢江の初体験を描いたエピソード。バキ本編は『週刊チャンピオン』での連載だが今作は性行為を濃密に描写しているため青年誌である『ヤングチャンピオン』に掲載された。
セックスと格闘技の類似性を提示し、刃牙が少年から男になる様をいつもの板垣節を交えて描く。濃厚な内容からサガでありサーガとして語り継がれるある意味問題作。
「SAGAで抜いたら勇者になれる」という噂がまことしやかに囁かれたりしたようだが果たして…そして娘の巴瑠は当時の本編を読んでどう思っていたんだろうか
あらすじ
プロローグ
「会いたい・・・・私を見つけて・・・・」。
梢江からの置手紙を見つけた刃牙は奔走し、最終的に疲れ果て刃牙ハウスで待機。
同じく買い物帰りにやってきて「世界一強くなるにはセックスがいいんだものね」とこれからする行為を恐る恐る確認する梢江に「俺は今まで一度だって世界最強なんて夢見たことはない」と過去の発言と矛盾するようなことを打ち明け彼女を困惑させると、食事の支度やシャワーも拒否し力強く抱きしめる。
鼓動
ディープキスのち、己の恋人の可愛さにウットリして即座に服を脱ぎ、どんな身体をしているのか確認するため全裸でお互いを見つめあう。
感触
密着が始まるその前にお互いを確かめ合う二人。
今のうちにしっかり触れておかなければ立っていられなくなる・・・・ッッ
これはもう闘いだ。
乳首の抓りあいでへたり込んでしまった後、まるで熱く溶けた泥の海のような梢江の性器への愛撫を試みる。
指二本の挿入で手の甲全体に愛液が滴り、ペニスを握ってくる彼女をみて相手も興奮していることと、もうすでに性行為は始まっていることを理解。
本能
人体を合理的に破壊することだけに集中して生きてきた一切の性情報を持たぬ17歳は、情報を持たぬゆえ純粋に、的確に女体へ快感を与えていた。
相手の嫌がることを実行する格闘と相手のして欲しいことをして欲しいタイミングでするセックスは表裏一体。
力で股を押し広げ、初めて見るサーモンピンクの蜜壺へ快感を与える。
絶頂
少ししょっぱい梢江へのクンニ中、オマンコを除き込み急所(クリトリス)を発見して舌で攻撃を開始。
梢江もされるがままではない。ものすごいスピードで今まで行ったことのない空間へ上昇しながらもフェラを試み刃牙の精子を押し上げる。
お互い泣きながらの絶頂に至る。
どれだけの回数をこなしたであろうか。夥しい使用済みティッシュが散乱する部屋の真ん中には、限りなく透明な与えあうものだけが残った。
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