ピカデリーとは、イギリス・ロンドンの中央に存在する通りの名前である。
また、日本ではそこから派生して、映画館・劇場などの名前にも使われている。「ピカデリー」の名前を冠する映画館や劇場etcは数多い。
ピカデリーの名前を持つ映画館
- 丸の内ピカデリー→公式サイト
- 新宿ピカデリー→公式サイト
- 渋谷ピカデリー(2009年に閉館)
- 盛岡ピカデリー(映画興行会社「南部興業」傘下の映画館のひとつ。2009年にいったん閉館、現在は復活)
- 静岡ピカデリーZERO・1・2(アミューズメント企業「静活」傘下の映画館のひとつ。2011年に閉館)
- ピカデリー(名古屋駅前)→公式サイト
- 梅田ピカデリー(2011年に閉館)
- 福山駅前ピカデリー劇場(「株式会社フューレック」傘下の映画館)
- 土浦ピカデリー(2005年に閉館、現在は解体済み)
概要
ピカデリーの東にはハイドパーク、西にはピカデリーサーカスと呼ばれる広場が存在しており、ロンドンの商業の中心地である。また、ピカデリーサーカスの周辺には多くの劇場も存在しており、これが劇場や映画館に「ピカデリー」となる由縁でもある。
17世紀にはポルトガル通りと呼ばれていたが、そこでピカデリーと呼ばれるさまざまな襟付きの服を販売していたロバート・ベーカーが自分の所有していた建物をピカデリー・ホールと名付けたのがきっかけで、18世紀にはピカデリー・ホールの前の通りがピカデリーと呼ばれることとなった。いうまでもないがピカデリーサーカスはこのピカデリーにちなんでいる。
その当時から現代にいたるまでロンドンの文化の中心地のひとつであり、ロンドンを舞台にした創作作品などでもよく登場している。代表的なものとしてブラム・ストーカーの『ドラキュラ』などがあげられる。
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関連項目
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