ホワイトガソリンとは、より純度の高いガソリンである。ナフサとも呼ばれる。
概要
主に内燃機関用として用いられる一般のガソリン(レギュラーガソリン、ハイオクガソリン)は、その利用目的用として防腐剤や清浄剤等の本来の成分からみると不純物となる成分が混入されている。また、赤色に着色されている。
ホワイトガソリンとはそれらを含まないガソリンである。基本的に着色無しで無色透明なためこの名称で呼ばれるが、中には着色されている製品もある。
ホワイトガソリンは溶剤、ドライクリーニング、機械洗浄、携帯用ストーブ、ランタン等で用いられる。
ガソリンという名称はついているが、オクタン価が低いため内燃機関用には向かない。というか、異常燃焼を起こしかねないのでホワイトガソリン可と書かれている機器以外で使用してはダメ。
一般のガソリン同様揮発性が高くて着火しやすい。燃焼時にほとんど煤が出ないのも特徴。
ガソリンスタンドで購入できるが取り扱いがなかったり在庫がなかったりする場合も多く、取寄せとなったりもする。価格も一般ガソリンや灯油に比べると今はかなり割高。購入可能な単位も18リットルのいわゆる一斗缶となるので、並行輸入品を通販で入手するほうが少量からの取り扱いもあり、お手軽といわれている。
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