ポケスロンに ようこそ! こんかいは ニコニココース かがやく しょうりは だれのてに・・・・・・!?
それでは かいさい します! いちばん めざして レッツー
ポ ケ ス ロ ン !
概要
ポケスロンは、ポケットモンスター金・銀・クリスタルのリメイクであるポケットモンスターHGSSの新要素の1つとして作られたミニゲームである。
コガネシティより自然公園へ向かう時に入るゲートがリメイク版では拡大されており、元々自然公園へ向かうための出口より西側にあるもう1つの出口から出て、道なりに真っ直ぐ進むと正面に大きな建物「ポケスロンドーム」がある。内部は地上2階・地下1階の構造で、1階には競技用の受付カウンターの他自動販売機やポイント交換所(詳しくは下記参照)、2階に上がると競技の観戦席(NPCがいるだけで競技を観戦する事はできない)、地階にはポケスロンの成り立ちや記録を保管した記念館(ただし最初は1番手前の「きょうりょく」の部屋しか入れず、条件を満たすと順次開放される)のような施設がある。
ポケスロンの歴史は古く、そもそもは1人の人間と3匹のポケモンがとある島に広がった病気(何らかの感染症と思われる)の治療法を伝えるために、10の障害を乗り越えて島中をまわった事に由来しているらしい。後にこの治療法を伝えた人間と3匹のポケモンはその友情を称えられて英雄として語り継がれ、人々は彼らが乗り越えた障害を模した競技を真似た事によって誕生した・・・と資料に記載されている。
ポケスロンはそれぞれ特徴のある5つのコースに各々3種類の競技が振り分けられており、コースごとに3匹のポケモンでエントリー、ニンテンドーDSの特徴であるタッチペン操作によってポケモン達を動かして様々な競技に挑戦する。競技の数は伝説にちなんで10種類あり、各コースごとに自分も含め4チームで対抗戦を行う。ちなみに自チームのトレードカラーは赤、相手チームのトレードカラーはそれぞれ青、緑、黄で統一されている。競技の順位はポイント方式で、ポイントは各競技で得たポイントのほか3匹のポケモンのステータスによる持ち点、個人賞として競技を通してミスなくプレーする事で得られる「ノーミスボーナス」、多くのポイントを得る事で獲得できる「ポイント王」、努力賞としてその回ごとに異なる設定の特別ボーナスが加算されて最終的な得点として発表され、ポイントが最も多いチームが優勝となり、各競技ごとのメダルを入手できる。
獲得したポイントはスロンポイントとして蓄積され、ポイント交換所で各種アイテムと交換できる。ちなみに交換できるアイテムは日替わりで、全国図鑑入手後に獲得できるアイテムも増える。アイテムは各種ぼんぐり、回復アイテム、そして進化の石を初めとする進化に必要な特別アイテムなどが取り揃えられている。そのため競技でビリになってもポイントは加算されるため、ポイントが無駄になる事はない。
各コースの内訳
- スピードコース:ポケモンの素早さが問われるコース。素早さのステータスが高いポケモンの他体の小さいポケモンや進化前のポケモンが得意とする傾向にある。行われる競技はダッシュハードル、スティールフラッグ、チェンジリレーの3種類。
- パワーコース:ポケモンの力強さが問われるコース。攻撃のステータスが高いポケモンや体の大きいあるいは重そうな、見るからに「ゴツい」ポケモンが得意とする傾向にある。行われる競技はブレイクブロック、プッシュサークル、スマッシュゴールの3種類。
- テクニックコース:ポケモンの技術力が問われるコース。特攻・特防のステータスが高いポケモンや二足歩行タイプのポケモンが得意とする傾向にある。行われる競技はシューティングスノー、スマッシュゴール、スティールフラッグの3種類。
- スタミナコース:ポケモンの持久力が問われるコース。HPのステータスが高いポケモンの他体の大きいポケモンや進化系ポケモンが得意とする傾向にある。行われる競技はリングアウトファイト、チェンジリレー、ブレイクブロックの3種類。
- ジャンプコース:ポケモンの跳躍力が問われるコース。連れ歩きの際に飛びながら移動する、所謂「空飛ぶ」ポケモンや体の軽いポケモンが得意とする傾向にある。行われる競技はバウンドフィールド、キャッチソーサー、ジャンプハードルの3種類。
また通信ポケスロンでは上記の5つのうち2つが合体したコース(内訳はスピード・ジャンプ、ジャンプ・テクニック、パワー・スタミナ、スピード・スタミナ、テクニック・パワーと完全ランダムのマスター)から4つの競技が選ばれて、優勝すればマスター以外の合同コースでは2つのメダルが同時に入手できる。
この5つのコースで全て優勝し5つのメダルを揃えると新たに「しんらい」の部屋が、さらに1匹のポケモンで5つ全てのコースで優勝する(「メダリストポケモン」と呼ばれる)と「かのうせい」の部屋が開放される。
ちなみにポケモン毎にどの競技が得意・不得意かはポケモンのステータス画面の右側のページを見れば一目瞭然である。☆の数がそれぞれのステータス毎に最大5つまで設定(ただしポケモンによっては最大個数が少ないものもあり、酷い場合は最高でも1つまでしか強化されないものもある。当然ながらそのステータスは非常に弱い)され、色つきの星の個数が多ければ多いほどその能力が高い。ただし空白の星の部分もぼんぐりから作った「ボンドリンク」を飲ませる事で強化する事ができる。このボンドリンクはぼんぐりケースにあるぼんぐりを使って自作でき、またポケスロンの外部施設でも市販(このドリンクの味の種類も曜日ごとに日替わりで販売)されている。
競技の内訳
- ダッシュハードル:スピードコース及びジャンプコースで採用されている、ストレートコースを走り、ポケモンの背面をタッチして障害物のハードルを飛び越えながらゴールを目指す競技。ハードルのギリギリ手前でジャンプするとポケモンが加速しより速いタイムを出せるようになる。速さは勿論ハードルを飛び越える跳躍力も必要。ちなみにディグダ・ダグトリオは一切ジャンプできないためハードルの下を潜る専用のアクションがある(そのためハードルに引き付けての加速はできない)。
- スティールフラッグ:スピードコース及びテクニックコースで採用されている、ポケモンをタッチペンでなでながら砂浜に置かれた旗を拾っていく競技。「スティール」の名前が指すとおり、相手のポケモンの背面から体当たりさせると相手を短時間気絶させた上で旗を奪う事ができる。勿論自分が体当たりされた場合も旗を奪われるため、相手に背面に回りこまれないように要注意。テクニックのステータスが高いと旗を取りやすいため速さとテクニックが求められる。蛇足ながらこの競技は「かのうせい」のトロフィーを得るための条件が非常にシビアで、恐らく多くのプレーヤー(筆者含め)がこの競技に泣かされたのではないだろうか?
- チェンジリレー:スピードコース及びスタミナコースで採用されている、タッチペンでなでながら3匹のポケモンを交代させつつトラックをひたすら走り続けるコース。トラックには小石が敷き詰められた場所や当たると弾かれる障害物が置かれており、それを避けながら走る必要がある。また相手のポケモンの背中に自分のポケモンをぶつけてしまうと一時停止してしまうため、それをうまくよける必要もあり、その上スタミナ切れ時に体当たりを受けたり走り続けようとすると気絶してしまうので、気絶するタイミングを見極めながらポケモンを交換する必要がある。ポケモンの速さと持久力が求められるコース。
- ブレイクブロック:パワーコース及びスタミナコースで採用されている、10枚1セットの石のブロックをタッチしてひたすら割っていく競技。ブロックには小さな亀裂があり、これをタッチすると一気にブロックを割れる上ポケモンのコンディションが上がっていく(何もなし→青いオーラ→赤いオーラと変化し、赤いオーラが出ている時は普段より遥かに効率よくブロックを破壊できる)ため、うまく亀裂を叩いて割り続ける事ができるかが高得点のポイントである。ブロックを割るためのパワーやアクションを続ける持久力が求められる他亀裂をうまくつけるかはテクニックに依存しているためそれが高ければさらによい。
- プッシュサークル:パワーコース専用の競技で、タッチペンでポケモンをなぞって、フィールド上にある得点の数字の書かれた輪の中に制限時間内に入っている事で得点が加算されるというもの。最初は1点のサークルしか出ないが、後半になると5ポイントなどの高得点の輪が登場するため、いかにそれに自分が入れるかがポイントとなる。1回の競技ごとに6回のターンがあり、ターンが経過するごとに制限時間がドンドン短くなるため相手を抑えるパワーや押し負けない持久力に加えて移動の速さも求められる。
- スマッシュゴール:パワーコース及びテクニックコースで採用されている、フットサルに似た内容の競技。ポケモンをなぞってそれぞれのチームごとに1つゴールが設けられ、相手のゴールにボールを入れれば1点加算されるが、自分のゴールに入れてしまうと減点されてしまうため注意。またたまに金色に輝くボールも落ちてきて、それをゴールに入れると一気に2点加算される。ポケモンが移動する時のスピード、ダッシュしてボールに体当たりした時のボールの威力に関わるパワー、シュートの精度に関わるテクニック、強力なボールを受けた時に疲れにくい持久力など、総合的な要素が広く問われる競技である。
- シューティングスノー:テクニックコース専用で、ポケモンをタッチペンで弾いて正面及び左右に配置された相手に向けて雪球を投げて当てる競技。また同じポケモンを小刻みにタッチすると大きな雪球が作れ、それを当てると相手を一発で気絶させられるため、それを活かすのも手。雪球を投げるスピードやコントロールはテクニックに依存しているため、テクニックの高いポケモンが重宝される。
- リングアウトファイト:スタミナコース専用で、長方形のフィールドの中で相手のポケモンに対してタッチペンで弾いた自分のポケモンで体当たりして場外に弾き飛ばしてポイントを得る競技。体当たりの威力に左右されるパワー、相手の攻撃を受けても疲れない持久力が求められる。ちなみにポケモンを軽くタッチするとジャンプするため、それで相手を踏みつけると相手を大幅に吹っ飛ばせる上体当たりの時より多くのポイントが手に入る。パワー勝負で劣る場合はこの技術を使うとうまく立ち回れる。
- バウンドフィールド:ジャンプコース専用で、トランポリンの上にいるポケモンをタッチペンで引き付けて高く飛び、上部に設置されている豆電球を消していく事でポイントを得る競技。1回のジャンプで消した豆電球の数が多いほどポイントが増えるため跳躍力のあるポケモンは勿論、ジャンプしながら左右に移動できるテクニックを持ったポケモンが求められる競技。
- キャッチソーサー:長方形のフィールドにポケモンが集合し、ポケモンをなぞって移動させ北側エリアから飛んでくる円盤を軽くタッチすることでジャンプさせてキャッチしてポイントを稼ぐ競技。最南端のエリアは相手に落とされやすいリスクがあるもののそこで円盤をキャッチできるとたくさんのポイントを稼げるため、いかにその場所をキープしつつ円盤を取れるかがポイント。ジャンプ力は勿論、相手に体当たりされても飛ばされないパワーも求められる。ちなみにバウンドフィールド含めこれらの2競技ではディグダ・ダグトリオは一切ジャンプできないため完全に置物になってしまう。彼らを入れてジャンプコースで優勝するのはかなりの難関である。
この10種類の競技で一定のポイントを得る事で資料館の最奥の「ゆうじょう」と呼ばれる一面金色の部屋に入る事ができる。この自分の銅像(金像)を調べるとポケスロンのプレー状況ややりこみ要素である「トロフィー」の獲得状況などが表示される。またこのゆうじょうの部屋に入る事でトレーナーカードをグレードアップでき、また全国図鑑入手後にはより強いCOMと対戦できる「オールスター」が、通信ポケスロンでは競技が完全ランダムの「マスターコース」追加される。これらの競技では過去のポケモン作品に登場したキャラクターやジョウト地方のキャラクターがゲストとして参戦する事もある。
おめでとう ございます みごとな たたかいっぷり でした
これからも ポケスリートの ちょうてん めざし がんばってください!
というわけで ポケスローン
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