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メランコリック(2019年の映画)とは、2019年公開の日本映画である。
導入
東大を卒業後、うだつの上がらない毎日を送っていた主人公は高校の同級生に勧められたことにより近所の銭湯で働き始めるが、閉店後そこで行われている殺しを目撃したことにより自身も裏の仕事に関わっていく。
概要
主演である皆川の呼びかけで集まった三人を中心に制作された、土日を利用して作られたインディペント映画でもある。
撮影期間は10日で予算は300万、出演者は無名揃いだが出品されるや否や国内外の映画祭で賞を受賞し注目を浴びた。
元々山の上の採掘場を舞台にシナリオが作られていたのだが予算的にロケ地が見つからず、松本役の磯崎の提案で銭湯に変更された。
主演の皆川はプロデューサーでもあるのだが弁当の手配も担当しており、カットがかかった途端他の出演者から「今日のお弁当なに?」などと尋ねられていたという実にドメスティックなエピソードもある。
グロそうな内容だが別にグロくはないのでそういうのが苦手な人でも大丈夫。
登場人物
松本
演：磯崎義知
鍋岡と同じ日にバイトの面接を受けに来た髪を染めた若者。
東
演：羽田真
銭湯「松の湯」のオーナー。裏の仕事に関わるのはもうやめにしたいが、借金のこともあり田中には逆らえないでいる事なかれ主義者。
福島百合
演：吉田芽吹
貧乏暮らしを続けている鍋岡の高校時代の同級生。
田中
演：矢田政伸
ヤクザ。裏の人間からの評判はよくない。一人暮らしが長いせいか料理の腕は確かで特にケチャップの扱いに長けている。
小寺
演：浜谷康幸
髭を生やした殺し屋。殺し屋としての腕は田中から「天職」と評されるほどだが、内心では普通の仕事に就きたいと思っているらしい。
アンジェラ
演：ステファニー・アリエン
田中の愛人のフィリピン人。
鍋岡恵子
演：新海ひろ子
鍋岡の母。意外と肝が据わっている。
田村
演：大久保裕太
鍋岡の同級生。高校の頃は地味な存在だったが今現在は起業して成功者となっている。
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