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ヤツユメウナギの夢とは、［二人組を作る］氏によるBGBでの『クトルゥフ神話TRPG』のセッションを動画化したもののひとつである。
７版のルールブックを使用しているため、能力値や技能値の扱いにおいて、前作までとはいくつかの相違点がある。
シナリオ
大学に通っている探索者たちは奇妙な噂を聞きつけ、避暑地・隈里にある「夢の中で他人が持っている情報を教えてくれるヤツメウナギ」——通称、ヤツユメウナギの伝説を追うことになる。
登場人物
「探索者」（プレイヤーキャラクター）
東風郷 明郎【こちごう あきお】（20） 男性
| 能力値 | STR/65 DEX/40 INT(アイディア)/65 CON/45 APP/50 POW/45 SIZ/40 EDU(知識)/64 移動率/45 幸運/40 |
| 技能値 | 威圧[55] 言いくるめ[25] 隠密[40] 鍵開け[59] 聞き耳[40] 心理学[50] 芸術/政策(写真術)[30] 近接戦闘(刀剣)[40] 追跡[30] 手さばき[30] 図書館[60] 変装[15] 目星[65] |
| バックストーリー | 重要な人物：兄弟姉妹 （彼らはあなたに人生の意味を教えてくれた） ★ 秘蔵の品：あなたの職業にとって不可欠なもの （刃を潰した十徳ナイフ） イデオロギー/信念：オカルト （スピリチュアル） 意味のある場所：初恋の場所 特徴：快楽主義者 |
春天王(パルテノン)大学の１回生。元々別の大学に通っていたが受験しなおしているため、１回生ながら20歳となっている。
裕福な家庭に生まれたものの、親に取り入ろうとする者たちやそれによりチヤホヤされていい気分になっている兄弟姉妹を見て嫌気が差し、家族との繋がりを断った。学費や生活費は奨学金とアルバイトで賄っていて、周囲からはただの貧乏学生のように思われている。
そういった家庭環境に置かれていたことが原因で人の心の内側を暴いてやりたいという欲求を持ち、探偵を志すようになった。そしてなぜか、１回生ながら部員一人の「探偵同好会（……会なのか？）」に入ったという謎を持つ。
人の名前を間違えて覚えてしまう傾向にある。
菰江 萌【こもえ もえ】（19） 女性
| 能力値 | STR/30 DEX/75 INT(アイディア)/85 CON/20 APP/75 POW/75 SIZ/85 EDU(知識)/80 移動率/35 幸運/75 |
| 技能値 | 運転(自動車)[51] オカルト[65] 隠密[51] 聞き耳[51] 芸術/制作(写真術)[25]心理学[40] 人類学[31] 追跡[61] 図書館[50] そのほかの言語(英語)[51] 目星[30] 歴史[15] |
| バックストーリー | 重要な人物：祖父 （復讐したいと思っている） イデオロギー/信念：オカルト ★ 意味のある場所：イデオロギー/信念に関連する場所 （部室） 秘蔵の品：コレクション （カッパのミイラ） 特徴：野心的 |
東風郷同様、裕福な家庭に生まれた春天王大学の１回生。祖父に強い恨みを持っていて家族とは確執がある。ただ、関係を断っているわけではないため、学費は普通に受け取っている模様。
東風郷の入会している「探偵同好会」の謎を解き明かすべく、スパイとして入部した。
また、SIZが85と高いため、東風郷には「大萌ちゃん」と呼ばれている。
着ているシャツに見覚えのある絵が描かれているような……
NPC
どうやら、本シナリオの重要NPCは名前に「数字を思わせるもの」がついているようだ。
そして彼ら彼女らは、夢の中で聞き出さなければならない情報を持っている可能性が高い。
- 陸川 喜玲【むつかわ きれい】
東風郷と菰江を隈里に誘った張本人。糸目。何かの意図があって二人を呼んだようだが……
- 一ノ瀬 信隆【いちのせ のぶたか】
ヤツユメウナギの夢により危機を脱し、ヤツユメウナギの夢によって領民に繁栄をもたらしたと
される室町時代の武将。前日譚にて登場。
- 山代 七実【やましろ ななみ】
PCたちに「隈里には来るな」という内容が書かれた不穏な手紙を送った謎の人物。
特殊システム
今シナリオにおいてPCたちは、「夢の中で人から話を聞いて情報を得る」という特殊な状況を体験することになる。そして、情報を聞き出す際には以下ような流れが発生する。
ただし、それ以外にもいくつかの制約が存在するようだ。
- 情報を聞き出すには相手の名前を知っていて、夢の中で呼び出す必要がある。
- 対象は、質問内容について自身が認識している情報を返してくる。
- （伝承を書いたという記事に誤りがなければ）呼び出す相手が生きている必要はない。
２話以降にて、以下のような条件が判明した（反転）
- 名前を呼んだとして、必ずしも対象が出てくるとは限らない。その条件について知りたければ、色々と試して探る必要がある。
- 出てきた場合、対象は質問に対して記憶のとおり正直に回答する。
- 夢を見ている間は個別活動となる。そのため、本来は「特定の手順」を踏まなければプレイヤー２人の得た情報を共有することはできない。本シナリオは手順の簡略化のため、その「特定の手順」を踏んでいると見なして進行している。
- 何らかのアクシデントにより、まともな回答が得られない場合がある。
- 人により適性の有無もしくは強弱があり、必ずしもヤツユメウナギの夢を見られるとは限らないらしい。
- フルネームである必要はない。対象が「自分が呼ばれた」と認識したなら、呼び出すことが可能。
- 言語の壁は取り払われる。呼び出せる相手であれば「現代日本語」で質問することができるし、その回答も「現代日本語」で返ってくる。
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関連静画
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関連項目
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