ヨゴレとは、
本稿では3について記述する。
概要
体長は最大4m。紡錘型の大きな体躯に、先端が丸みを帯びた巨大な胸鰭を持つ。体色は青銅色あるいはオリーブ色で、胸鰭の先端がやや白くなっている。胸鰭や腹部の白い部分は境界がかなり不鮮明で、まるで「汚れ」のように見えることからこの名前がつけられた。
熱帯・亜熱帯周辺海域の外洋に生息しており、日本では見られない。生息場所の外洋は餌が少ないこともあって、魚類、亀、鳥類、海産哺乳類など、目に入ったものは手当たり次第何でも食べる捕食者であり、人間にとってもかなり危険な種である。実際に第二次世界大戦中に沈められた船舶の遭難者を数多く襲ったことで知られ、最も危険で最も多く人を襲った鮫と言われる。
人食い鮫として有名なホホジロザメによる人身事故はアザラシと間違えて襲われたケースがほとんどで、積極的に人を襲うことは少ないが(死者も少ない)、こいつは積極的に全力で人を襲ってくる。まさに最凶最悪の鮫である。
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