ライダーくんとは、ひのでや参吉によりコミカライズされた漫画「スプラトゥーン」に登場する架空のキャラクターである。
なお、単行本やコミックアニメでの表記は「ライダー」であるが、同名記事と区別するため、この記事では「ライダーくん」と表記している。
※イカ、単行本のネタバレ注意。
概要
初登場は読み切り版2話(のちの連載版1話。イカ、1話と表記)。
ハイカラシティで開かれたナワバリバトルの大会「コロコロカップ」1回戦で、主人公のゴーグルくんが所属するブルーチームの対戦相手である。
ハイカラシティで名高い実力者であり、ガチマッチのウデマエは最高クラスのS+。
ゴーグルくんのチームメイトであるメガネくんとヘッドホンちゃんを震え上がらせた。
チームワークは必要ないと考えており、即興で組んだ「イエローグリーンチーム」のこともトルネード要員ぐらいにしか思っていなかった。
「バトルは強ぇヤツが1人いれば勝てるんだよ。」というセリフは、当時の彼の性格をよく表している。
ゴーグルくんたちブルーチームとのバトルでは、ダイナモローラーの攻撃力をもって彼らを単独で圧倒。
更には味方と一斉に放った4連トルネードでゴーグルくんを追い詰めていくが、壁に張り付いていたためかわされてしまい、前述のセリフの直後にゴーグルくんによるコロコロコミックスタイル全開の奇襲を許し失速。
その間にチームメイトもチームワークの差を見せつけられる格好で撃退され、逆転負けを喫した。
2016年2月29日発売の別冊コロコロSpecialにて「スプラトゥーン」の連載が開始され、ライダーくんも再登場。
1話で自分を倒したブルーチームを激励した矢先、二回戦であっさり敗北されたため激怒。
2話の初っ端からゴーグルくんに絡んでボコボコにしている。
そんなライダーくんであったが、ゴーグルくんたちとのバトル後はチームワークも大事にするようになり、「バトルは1人じゃできないからな。」という、以前の彼からは考えられないセリフが出るようになった。
その成長ぶりと、前述した1話のセリフや性格とのギャップが読者のみならず、ゴーグルくんたちからもネタ引き合いに出されるようになり、そのたびにライダーくんがツッコミをいれるのがなかばお約束となっている。
自分で考えたトレーニングメニューで練習するのはもちろん、ブキの手入れをしたり、性能を知るため他のブキも練習したりと、かなりの努力家である。
そのため、3Kスコープのようなチャージャーも使いこなせる。
ヒーローモード編では、たまたまハイカラシティで会ったゴーグルくんに巻き込まれるかたちでタコツボバレーに落下。
アタリメ司令からニュー!カラストンビ部隊隊員3号その2に任命され、1号2号とともにタコワサ将軍を撃退し、オオデンチナマズを取り戻した。
わりとマジメなイエローグリーンチーム
元々「コロコロカップ」に出場するためだけに組んだチームだったが、一応フレンド登録はしていたため、現在も同じメンバーで活動している。
6話にて再登場した際には、1話とは比べ物にならないほど連けいが取れるようになった。
サバゲー大好き ナイトビジョンくん |
学級委員長 ブレザーちゃん |
趣味は木彫りの スゲちゃん |
|
ボーイ | ガール | ガール | |
ジェットスイーパー | .52ガロンデコ、バレルスピナー | バレルスピナー | |
ナイトビジョン | イカパッチン | スゲ | |
ジップアップ カモ | スクールブレザー | ボーダーネイビー | |
トレッキングプロ | スクールローファー | スリッポン ブルー |
影響
1話でのインパクトが強かったため、スプラトゥーンプレイヤーの間でひそかに人気を集めた。
当時はライダーくんの格好をしたインクリングたちが、ハイカラシティのあちこちで見かけられたほか、実戦で3、4連トルネードを再現した動画がいくつか投稿された。
また、スプラトゥーンの公式トゥイッターにて掲載された全ブキのイラストをよく見ると、ダイナモローラーテスラのインクリングがライダーくんの姿をしている。
単行本2巻の巻末には、スプラトゥーンのゲームデザインを担当する井上精太から、ライダーくんを含めた主要キャラクターのイラストが寄稿されている。
関連動画
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関連項目
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