ロザリー・ド・ラ・ポワプとは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
プロフィール
モデル
自由フランス空軍のエース・パイロット、ローラン・ド・ラ・ポワプ。
フランスの名家の出で、飛行学校の卒業直後にドイツのフランス侵攻を受けて本国を脱出。自由フランス空軍「ノルマンディ」部隊の一員として東部戦線に派遣されてエースとなり、ソ連邦英雄称号、レーニン勲章などを受けた。撃墜数16。戦後退役し、先見性ある企業家としてプラスチック産業で成功する。レジオンドヌール勲章グランクロワ受章。2012年に死去。設定初登場時に生存していたモデルのひとり。
容姿・人物
白い肌に青い瞳と細い眉をした端正な容貌で、淡黒色の髪を首の上で切り詰めている。白い軍服を着用し、インナーは青。
商才があり、503JFWでは「変な銃器」を仕入れているとか。ネウロイ大戦勃発後の志願ながら若くして頭角を現し、オールラウンダーの優秀なウィッチとして評価されている。
経歴
学生上がりで、ガリア陥落後に逃れたブリタニアで飛行学校に入校し、自由ガリア空軍少尉に任官する。しばらくは戦闘にほとんど関わらず補給物資の輸送任務にあたっていたが、ユニットの輸送任務のためオラーシャ南部の都市ツァリーツィンへと向かったことが転機となる。
当時、オラーシャもネウロイの大規模侵攻を受けており、ヴォルガ川・ウラル山脈に敷かれた最終防衛線最終防衛線の要、交通と産業の拠点ツァリーツィンでは苛烈な戦いが繰り広げられていた。ロザリーはそのまま同地に残って防衛任務へと志願し、航空ウィッチが少なかった同地の防衛軍も彼女を歓迎、同様のガリアウィッチを一括した「ノルマンディ」部隊を編成し、ツァリーツィン防衛に投入した。
孤立しつつあったツァリーツィンを守るこの戦いで大いに活躍した彼女は、中尉昇進、隊内最年少での中隊長昇任を果たす。やがて1941年に実施された大規模反攻“タイフーン作戦”でツァリーツィンが救出されると、彼女の戦いを認めたオラーシャのブロニスラヴァ・フェオクチストヴナ・サフォーノフ中佐に起用され、新編の第503統合戦闘航空団<タイフーンウィッチーズ>に参加することとなる。
交友関係
503JFW司令を務めるブロニスラヴァ・フェオクチストヴナ・サフォーノフは、ツァリーツィンでの戦いで活躍したポワプに目をつけ、後に503JFWにスカウトした間柄。
また、同僚の川口文代が好む「変な銃器」を仕入れているのはポワプである。
登場
初出は『ストライクウィッチーズ2』BD/DVD特典全記録収録の503JFW紹介。その後長く設定のみのキャラクターだった時代が続いたが、2020年5月3日に島田フミカネ先生がTwitter上で立ち絵と簡単な人物設定を公開し、界隈を沸かせた。
2022年、『ルミナスウィッチーズ』第7話においてチェリャビンスクが舞台となったことで、503JFWの一員として台詞付きでストーリー媒体に初登場し、新規に山根綺が配役された。台詞なしながら第12話にも登場。
関連動画
関連商品
関連項目
- ストライクウィッチーズ
- ストライクウィッチーズの関連項目一覧
- ガリア共和国
- 第503統合戦闘航空団<タイフーンウィッチーズ>
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