三河地震は愛知県三河湾を震源とし発生した直下型地震である。1945年前後で発生した4大地震(昭和南海地震・鳥取地震・昭和東南海地震)の一つである。
概要
- 発生日時:1945年(昭和20年)1月13日午前3時38分28秒
- 地震規模:M6.8(M7.1という説もある)
- 最大震度:6(現在の震度階級で云うと7 明治村・桜井村・三和村などで記録)
- 地震の種類:直下型地震
- 余震回数:有感地震196回 無感地震718回
- 最大余震:1945年(昭和20年)1月16日
- 死者:2306名
- 家屋全壊・半壊:23776棟
太平洋戦争の最中に発生した。そのためか軍部が国民の戦意を低下させないために情報統制を行ったため、詳しい被害状況があまりわかっていない。1ヶ月前に発生した昭和東南海地震の余震であるといわれている。なお、この地震が敗戦を早めたといわれている。(中部工業地帯の軍需産業の拠点が壊滅状態に陥ったため)
この地震により家屋が倒壊したり、沿岸部では大規模な液状化現象が確認されたりしている。そのほか愛知県額田郡幸田町では延長20kmの大規模な地震断層が発生した。この断層は現在深溝(ふこうず)断層と呼ばれている。
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