京都4歳特別とは、JRA(日本中央競馬会)が京都競馬場の3歳(旧4歳)限定で開催していた重賞で、現在は廃止された競走である。最終的な格付けはGIIIで芝2000mであった。
概要
1955年に関西地区の馬にとっての東京優駿(日本ダービー)の前哨戦として創設された。第1回は芝1700mであったが第2回からは芝2000mで行われている。(途中の第15回、第16回は芝1600m)
1999年まで行われていたが、2000年になって秋の菊花賞の時期が11月から10月と早まったことから、菊花賞のトライアル競走として秋に行われていた京都新聞杯の開催時期が大幅に早まり、当競走の機能を吸収する形の5月に移動、日本ダービーの前哨戦になったことで京都4歳特別は廃止となった。
日本ダービーに向けての最終的な賞金加算のチャンスから、東上最終便と呼ばれることもあった。(東京優駿行き、東京競馬場行き、東京行きは上り等の意味合い)
この勝ち馬からはトウメイ、オグリキャップ、シルクジャスティスがのちにGI(GI級)馬になっているが、このレースから日本ダービーを勝った馬はいない。(ただし、シルクジャスティスが日本ダービーで2着になったことや、機能を引き継いだあとの京都新聞杯からは、アグネスフライト、キズナと2着になったロジャーバローズが日本ダービー馬になっている)
1983年の第29回は、当年に東京優駿が50回目を迎える事から副題に(日本ダービー記念)が付けられていた。
歴代優勝馬
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関連項目
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