概要
小説などのフィクション作品で登場するため、架空の世界に存在する国家群が当てはまる。
国家モデルは世界各国に亘るが、殆どステレオタイプで構成されている。
ファンタジー的な設定だとヨーロッパ世界は中世から大航海時代、一部産業革命の技術を混ぜ合わせた世界。
殆どは蒸気機関直前までであり、騎士団と傭兵団が混在する。
アジアの場合は中国の三国志時代的なイメージ。
…なぜか中国は殷周から太平天国あたりまで何も変わっていない気もする。
近代だと殆どヨーロッパ辺りの戦争物が非常に多い。当然19~20世紀初頭のヨーロッパである。
現代では殆ど仮想国家は出てくる余地がない世界になり、世界的に知られていない国家として『ヨーロッパ・アジアの小国』とか、モデルはあるけどアルファベットの国家が出てくることが多い(A国、B国など)。
アルファベットや別名に変えても、政体や国力、関係などでモデル国家がバレバレな国もある
…手塚治虫の名著『来るべき世界』には一目でわかる仮想国の名前『スター国とウラン連邦』がある。
未来では連合国家が増えているので、なおさら仮想国は出番が減っていき、空中都市や植民星、スペースコロニー、星系国家が仮想国となる。
仮想国は『実際に存在しない』ために、どのように滅んでも誰も文句は言わないが、フィクションで現在存在する実在の国家を滅ぼしたり、侵略国家として描く行為は要らぬ騒ぎを持ち込みかねない問題がある。
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