図書券とは、主に図書類の購入時に使用することを前提にした金券である。図書カードについてもこの記事で記載している。
概要
入学祝いや少額のお礼などでもらうことが多い一品。当初は紙の図書券が販売されていたが、2005年に販売を終了して磁気プリペイドカードの図書カードへ切り替わり、2016年6月より磁気プリペイドカードからQRコードを読み取って残額のチェックや支払いを行う図書カードNEXTの発行が開始された。
表向きは図書類購入時の支払いに使用するものだが、例えばアニメイトやゲーマーズでは図書類以外のグッズやCDなどの購入代金の支払いにも利用できる他、東横インでは図書券のみ宿泊代金の支払いに充てることも出来る。
図書券
1960年発行開始。1990年に磁気プリペイドカードの図書カードが販売を始め、読み取り端末が全国の書店へ普及していくと流通量が減り、2005年に販売を終了した。以降は図書カードに全面的に役割を譲ったが、今も使用可能である。お釣りが出る。有効期限はない。
図書カード
正式名称は全国共通図書カード。1990年に発行を開始した磁気プリペイドカードで、使用するとカードにパンチ穴が開けられ残額がある程度分かるようになっている。早い話はテレホンカードやクオカードと同じ。
利用には図書カードを読み取るための専用端末が必要で、これがない店では利用できない。あたり前のことだが、ネット通販の支払いにも利用できない。有効期限はない。
磁気の破損などによってカードが読み取れない場合、日本図書普及へカードを送って新しくカードを再発行してもらう。
2016年に後継の図書カードNEXTが運用を開始。役目を譲る形で販売を終了したが、利用は継続して可能。
図書カードNEXT
2016年6月発行開始。磁気カードからただの紙ペラになった。残額の確認はパンチ穴ではなく、カードに印刷されたQRコードと番号を利用して、専用のWebサイトで行う。
利用時にはQRコードを専用端末で読み取り、そのカードの残高をデータセンターに問い合わせ、不足がなければそのまま支払完了。不足がある場合、不足分を何らかの方法で支払う。
今までの図書券や図書カードと異なり、10年間の有効期限がある。
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