姫川亜弓(ひめかわ あゆみ)とは、漫画「ガラスの仮面」の登場人物である。
主人公の北島マヤと、時に共演(競演)し、時に役を奪い合うライバル的存在。
アニメでのCVは松島みのり(1984年版)、松井菜桜子(OVA版)、矢島晶子(2005年版)。
概要
初登場のときは単なるイヤミなお嬢様であったが、段々とマヤの良きライバルとなっていき、最近ではもう一人の主人公と呼んでも良い程になっている。マヤに関しては初めはその才能と実力を認めながらもあくまで自分の方が上だということを自負していたが、数度の敗北を経て対等の好敵手として認めていった。
その来歴はマヤとは正反対であり、エリートの一言である。父は有名映画監督。母は人気女優の姫川歌子。家はお金持ちで、本人も運動神経抜群、成績優秀、眉目秀麗で美的感覚も秀逸。日本舞踊やピアノ、料理なども趣味を超えた非常に高いレベルでこなし、取り巻きも多い。しかも彼女はそれらを才能だけやっている訳ではなく、全てを懸命な稽古と練習で身につけた努力の人でもある。幼少期のある出来事がきっかけで親の力に頼ることを由としない性格であり、自分の力だけで結果をだすことに拘っている。
マヤにとっての亜弓は、目標であり、ライバルであり、理解者であり、親友である。逆も然り。
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