尾玉なみえとは、漫画家である。かつては打ち切り漫画家であったが、今ではどうだろう?
概要
「純情パイン」の単行本折り返しに載っている美人写真とは裏腹に、不条理でよく分からないテンションの形容しがたい作品を描き続ける稀代の女性漫画家。
パロディ下ネタなんでもござれ、比較的キュートな絵柄に騙されそうになるが、かの少年ジャンプ誌上で小学生少女のどこかの穴に縦笛を挿そうとする・小学生女子の大腸にウンコをテレポートさせるなどの暴走が散見され、自重する精神はあまり持ち合わせていないことが伺える。
彼女の悪夢のような魅力に取り付かれたファンは、彼女のことを尊敬をこめて「なみえはん」「なみえちゃん」などと呼んでいる。
経歴
1995年に新人漫画家の登竜門でもある月刊アフタヌーン四季賞で佳作をとり、初めて世間に名前が出る。がしかし、しばらくの間まったく認知されない時期が続く。
一躍その名が知れ渡ったのは2000年、あの週刊少年ジャンプで読切「純情パイン」が赤塚賞入選を果たし、見事に本誌掲載を勝ち取った。彼女のあまりにあまりな作風は漫画愛好者を中心にカルトな人気を巻き起こし、同作は週刊少年ジャンプで連載を開始する。しかし、そのあまりにあんまりな作風は一般人、特にアンケート層である低年齢層にまったく受けず、単行本1巻分の連載で打ち切り。その単行本もかなり早いタイミングで絶版となってしまった。
その後、再びジャンプで「少年エスパーねじめ」を連載したが、こちらも単行本2巻分で打ち切り。たった2作品で彼女はバイバイジャンプしてしまうこととなった。それからというもの、主に集英社系のヤング誌や少年チャンピオンなどでちょくちょくと読切・連載を繰り返し、何冊か単行本も発売しているが、そのほとんどが人気を獲得できず、彼女は自らを打ち切り漫画家と称すようになる。がんばれ!なみえはん!
そんな中、講談社「月刊少年シリウス」で連載をしている「マコちゃんのリップクリーム」が、奇跡の10巻にこぎつけることとなった(新記録)。この記録はまだまだ伸びる見込みで、今後の彼女の活躍が期待できる。
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オリジナル版
マコちゃんのリップクリーム
完全版
関連項目
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