弾幕シューティングゲーム(だんまく-)とは、「弾幕」が多い事が特徴のシューティングゲームの分類分けの一つである。
以下、『弾幕STG』と略す。
概要
弾幕STGという言葉が使われるようになったのは1997年に登場した「怒首領蜂」というゲームが大きく関係している。
またそのゲームを作ったcaveという会社が作るシューティングゲームもかなり大きく関係している。「怒首領蜂」は従来のシューティングゲームより、ビックリするぐらい弾の数が多かった。(その他の特徴もあるが後述)
弾幕STGとは、そういった「怒首領蜂」や「caveが作ったゲーム」が他のSTGと全然違ったために生まれた分類名である。
ただ弾が多いシューティングゲーム自体は1997年の怒首領蜂以前にも無かったわけではなく、どういう作品が弾幕シューティングゲームと呼ぶかは人によって個人差がある。
以下に弾幕STGの広義と狭義を示す。
広義の弾幕STG
最も簡単な『弾幕STG』の定義として、
- 敵弾が多い
ということが挙げられる。
この定義での弾幕STGの起源は、『バトルガレッガ(1996/ライジング)』であるとも、『BATSUGUN(1993/東亜プラン)であるとも、『烈火 サマーカーニバル92(1992/ナグザット)』であるとも言われているが、その辺は前途の定義の曖昧さによって認識が異なる。また、この定義では『斑鳩(2002/トレジャー)』『グラディウスV(2004/トレジャー)』等も弾幕STGに含まれると言える。
狭義の弾幕STG
厳密な弾幕STGの定義を付け加えるとするなら、
- 敵弾が非常に多い。上記の定義より遥かに多い。画面を埋め尽くすほどの弾。打ち上げ花火みたい。
- 敵弾が全体的に遅めである
- 敵弾をくぐり抜けるための低速移動がある
- 自機の当たり判定が小さく、かすったぐらいならミスにはならない。
というものがあり、ほとんどが現在の弾幕STGに見られる特徴である。ゲーム雑誌等では弾幕STGはだいたいこういった細かい定義で分類される。
これら全てを兼ね備えた最初の弾幕STGが『怒首領蜂(1997/cave)』であり、同社のSTGはほとんどがこれに当てはまる。
弾幕STGの一覧(五十音順)
世界一弾幕STGを作ったケイブ
株式会社ケイブは1995年以降、16年間で48タイトルのシューティングゲームを制作し、 「世界一弾幕シューティングゲームを作って販売した会社」として、 「ギネス世界記録」に認定されている。
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関連項目
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