怪盗アブラギッシュとは、アニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』の架空の登場人物であるブー。声優は小山力也だブー。
ゲーム版には登場しないブー。出てこられても困るブー。
概要
ラードをこよなく愛し、ラードを崇め、そしてラードを支配するラード原理主義者にして最凶最悪の存在、彼こそが怪盗アブラギッシュだブー。
その正体は、ホームズ探偵学園の生徒ブー太が、かつてシャーロック・ホームズに封印された怪盗たちの悪しきトイズとついでに大量のラードを吸収し変わり果てた姿だブー。
「怪盗アブラギッシュ」の名はミルキィホームズがとっさに命名したものだが、本人は勝手にその名で呼ばれるのが嫌いだブー(EDのクレジットも名前は「イケメンブー太」となっていた)。
自らを「ラードの神」と称し、地球をラード・ボール・アース(ラードに包まれた世界)に変え新世界を築こうと企んでいるブー。
いうまでもなく近づくと凄く脂臭いブー。 おなかすいたブー
第一形態
封印されたトイズを吸収した直後の、まだ変身する前のブー太だブー。声もまだ小山力也じゃないブー。
第一幕の頃から事あるごとに意味も無く犯人扱いされた挙句、(理不尽なまでの不可抗力で)幾度と無くラードを食べ損ねた怒りに呼応するかのようにトイズが集まり、怒りの主な原因であるミルキィホームズに復讐を果たすために立ちはだかるブー。
トイズを取り込んだことで得た様々な力を使って、ミルキィホームズを苦しめたブー。
ラードのトイズ
相手の足元の地面にラードを塗って滑らせたり、無数のラードの粒を高速で放つ「ラードマシンガン」といった技が使えるブー。
更に、偵都ヨコハマにある全ての生きとし生ける動物性油脂を集め、満月の形(フルムーンならぬフルラード)を形勢させることもできるブー。
この能力のせいでヨコハマ中でお肌がカサカサになったり、静電気がまとわりついたり、ラットのトイズが完全無効化されたりと大騒ぎになったブー。
…ミルキィホームズは直前にラードまみれになっていたので平気だったブー。
ダメダメのトイズ
歴史に名を残した怪盗達のトイズの中で最も残酷で最も恐ろしいトイズ、それがダメダメのトイズだブー。
これに掛かった者は無気力状態となりダメダメになってしまうのだブー。
このトイズによって、スリーカードとG4をまとめて一網打尽にしただけでなく、先のトイズでカサカサ状態のヨコハマをさらに怠惰地獄に陥れたブー。
…ミルキィホームズは最初からダメダメだったので(ry
第二形態
ダメダメのトイズが効かないミルキィホームズに業を煮やし、ラードに身を包み残念なイケメンへと変化を遂げた姿。既に元のブー太の面影は残っておらず、実際に怪盗アブラギッシュと呼ばれるのは主にこの形態だブー。
変身前の時点でも十分恐るべき能力だったが、第二形態ではその力をラードに特化して更に強化されているブー。
ラードのトイズ
変身前にも使っていたが、射出する量・勢い共に、ミルキィホームズを覆い尽くすほどにパワーアップしている。
ラード吸収能力も、ヨコハマのみならず世界中から吸収することができる。もしそのラードが再び放たれれば、地球は厚み平均3000mものラードに包まれるという。ラードインパクトと呼ばれる世界の終わりである。
エデンへの道 ~Go to Eden of LARD~
ラードのトイズを応用し、何も無い場所にラードの道を一瞬にして作り上げる技。
ラードでできた道なんて滑って危ないと思われるが、怪盗アブラギッシュは体を浮かせた状態でラードの道を辿るので転ぶ心配は無い。…ラードの道作る意味あったのかブー?
ラードの網が全てを捕える ~LARD for Aranea~
ラードの網を形成して敵を捕える技。
最初から牽制のつもりだったからか、出した後すぐに消えてしまったブー。
ラードの矢が全てを貫く ~LARD of Frecce~
天に放ったラードの矢が無数に降り注ぐ技。「Frecce」の部分は可愛く発音するのがポイント。
「全てを貫く」というものの、命中精度はあまり良くないようだブー。
立ち上がれ、私の分身…ラード!
自身の近くの地面からラードの間欠泉が噴き出す技…技といっていいのかブー?
その光景はアニメ「ラードファイト!! ヴァンラード」に登場する「ブラスター・ブラード」のスキル「帰れラード」を彷彿とさせるとかさせないとか。 …そんなアニメ無いって?
ラードの衝撃が全てを押し潰す ~(最初の方また聞き取れなかったブー) LARD Scream~
謎の白鶴を召喚し、口から衝撃波を吐く攻撃。
衝撃波のように見えるが実際に吐いているのは例によってラードなのかも知れない。
ラードの拳が全てを貫く ~フォアストアングリフって聞こえるけど自信ないブー LARD~
拳を構え猛スピードで突進する技。
覚醒したネロの操る巨大な金属触手を破壊し、シャロのバリアでも止めるには最大出力を要する。
一旦止められると横からの攻撃に弱い。
ラードは神、神はラード ~Lard, Larder, Lardest~
ミルキィホームズのトイズが奇跡的に復活し、追い詰められた怪盗アブラギッシュが最後に発した言葉。
言葉の意味は分からないが、この後にフルラードに取り込まれ、第三形態へと移行する。 ブヒッ
第三形態
世界中から集めたラードと一体化し、更に変貌を遂げた怪盗アブラギッシュ。
その姿はもはや人間ではなく、翼の生えた巨人そのものである。
これまで以上の圧倒的なパワーとスピードに加え、再生能力まで身に付けてしまい、手がつけられない。
フリューゲル(flugel)
豚ロースイカロスを髣髴とさせるラードの翼。ヨコハマのサッカーチームにちなんで名づけられた。
ドイツ語で「翼」を意味する。
第三形態になる前から元々浮遊能力はあったが、この翼により更なるスピードで空中を自由に飛びまわれる。
元ネタと同様、太陽の熱に弱いという欠点があるため、夜にしか使う事ができない。
というか第三形態自体が太陽に弱い。太陽に焼かれると第二形態に戻ってしまう。
グラディウス(gladius)
怪盗アブラギッシュが召喚した巨大な剣。某横STGは特に関係ない。
ラテン語でギリシャ神話の神の名から由来し「剣」を意味する。
この辺からラード関係ないように思えてくるが、たぶんこの剣もラードでできている。
イギリスの国宝「ベオウルフの剣」があれば、破壊する事も可能らしいが…
アスピス(aspis)
グラディウスと共に召喚された巨大な盾。アスミスではない。
ラテン語で「盾」を意味する。
たぶんこの盾もラードで(ry
使用者自身の圧倒的な強さにより、結局この盾が役立つ事は無かった。
ラードの雨
ほとんど当たらなかった「LARD of Frecce」の時と違い、こちらはシャロのバリアで防ぐのが精一杯である。
この攻撃の止んだ後、誰にも気付かれずにミルキィホームズの立つ足元に姿を現したが、「ラードの雨で自身を細分化し、降り注いだ後地表で再結合した」という見方(掲示板>>3)がある。
最終的にはミルキィホームズにより敗れた怪盗アブラギッシュだが、消滅したラードの月は銭形次子がなぜかその週のうちに、わざわざ別の場所に持ち去って破壊しようとしたそうだが、それはまた別の話。
怪盗アブラギッシュ自身のこれらの恐ろしさよりも、こいつがいなかったら第二幕でまともに活躍できなかったであろうミルキィホームズの体たらくの方がむしろ問題なのかも知れないブー。そろそろご飯にしていいかブー?
関連動画
関連コミュニティ
「怪盗アブラギッシュに関するニコニコミュニティなんて作ったら、世界がラードに包まれるから絶対作るなよ!ボクとご先祖様のお宝にかけて、約束だからな!」
関連項目
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